「また一緒にサッカーをしたいと思った」。代表定着へ、林大地はゴールを狙い続ける ｜ U-24日本代表

サガン鳥栖の“ビースト”、FW林大地がU-24日本代表でも吠えた。

ゴールの場面から21分前、MF田中碧から絶好のボールが送られるもコントロールミス。

「あれは100％自分のミスですね」。チャンスを逃したが、林はそこで下を向かなかった。そして迎えた次の機会でストライカーとしての責任を果たす。

前半終了間際の45分、DF瀬古歩夢が最終ラインでボールを持った瞬間にゴール方向へ走り出し、完璧なトラップからの冷静なシュート。

「歩夢から良いボールを出てくるのは分かっていたので、常に準備して待っていた。良いボールが来たら決めないといけない責任がFWにはあるので、しっかりゴールにつなげられて良かった」。初の代表で結果を残してみせた。

だからこそ芽生えたさらなる欲。「初めて呼んでもらって、初めて会った仲間にすごく刺激をもらった。また一緒にサッカーをしたいと思ったので、また呼んでもらえるようにチームでしっかり頑張りたい」。

4か月後に迫る本番に向けて林はより一層の成長を誓う。

「（ゴール後は）アドレナリンが出過ぎてあんまり覚えていないですけど、もっと叫べたかなとも思います」

東京五輪の舞台で大きな雄叫びを上げるため、林はゴールを奪い続ける。

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