アーセナルのクラブOBであるポール・マーソン氏は、古巣に所属するガボン代表FWピエール=エメリック・オーバメヤンが「マンチェスター・ユナイテッドに足りない選手」とし、かつての元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシのようになる可能性があると自身の見解を明かした。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。
ドルトムントからアーセナルに移籍して以降、数大きくのゴールをチームにもたらしてきたオーバメヤン。今季はシーズン途中にアーセナルの主将に任命され、現在チーム最多となる公式戦20ゴールをマークしている。そんなストライカーにはバルセロナなど多くのチームが獲得に興味を示しており、アーセナルが来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できなかった場合、移籍する可能性が取り沙汰されている。
去就の噂が絶えない古巣のストライカーについてマーソン氏は「オーバメヤンはマンチェスター・Uに足りない選手だ。彼はゴールスコアラーであり、そのような選手はプライスレスだ」と語り、オーバメヤンの去就について自身の考えを主張した。
「オーバメヤンはもう少しで31歳になり、これが最後の移籍になる可能性すらある。野心だけでなく、金銭のことを考えても移籍しないとは言えないはずだ。再びエースストライカーがオールド・トラッフォードに行くのを見たくはないとアーセナルファンなら思っているはずだ。オーバメヤン引き留めのためにアーセナルが週給30万ポンドを用意するのも普通の行動だと思う。しかし、来シーズンだけに目を向けても仕方がない。彼を引き留めたからといって優勝できるわけでもない。今後のことを考えても、アーセナルはこれから大きな決断を下すことになるだろう」
アーセナルからマンチェスター・Uの移籍と言えば、かつて電撃移籍を果たしたファン・ペルシの例もある。マーソン氏の言う通り、オーバメヤンは第2のファン・ペルシになってしまうのだろうか。
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