【UEFAチャンピオンズリーグ名勝負】イニエスタ、ビジャ、ユングベリ、朴智星。CL決勝で活躍したJリーガーたちDAZN(ダゾーン)から日替わりで配信されるプレミアリーグとUCLのレジェンドマッチ(ロングハイライト)。19日に配信されたのは「UCL FINALで活躍したJリーガー」というテーマでセレクトされたUEFAチャンピオンズリーグの5試合だ。
92-93 マルセイユ 1-0 ミラン (バジール・ボリ/浦和レッズ)
ファビアン・バルテズ、マルセル・デサイー、ディディエ・デシャンらを擁し、決勝までたどり着いたマルセイユ。
対するは「グランデ・ミラン」と呼ばれた黄金期のACミラン。パオロ・マルディーニ、フランコ・バレージ、フランク・ライカールト、マルコ・ファン・バステンらを擁し、圧倒的な勝負強さを発揮していた。
後に浦和レッズでプレーすることになるバジール・ボリは、守備の要としてプレー。さらにこの試合唯一の得点をあげ、マルセイユを史上初の欧州王者に導いた。だが、その後に発覚した八百長スキャンダルにより、この栄誉は剥奪されている。
93-94 ミラン 4-0 バルセロナ(ダニエレ・マッサーロ/清水エスパルス)
マルコ・ファンバステンやフランコ・バレージら主力の多くを欠いたミランに対し、戦前ではラ・リーガ4連覇を達成したばかりのバルセロナが優勢との評判だったが、蓋を開けてみればミランが圧勝した。
後に清水エスパルスでプレーすることになるダニエレ・マッサーロは、デヤン・サビチェビッチとツートップを形成。前半までに2得点を叩き込み、試合の行方を決定づけた。この試合では、現在マンチェスター・シティの監督を務めるペップ・グアルディオラも出場。故ヨハン・クライフ監督の「ドリームチーム」の頭脳としてピッチ上からタクトを振るっていた。
05-06 バルセロナ 2-1 アーセナル(アンドレス・イニエスタ/ヴィッセル神戸、フレドリック・ユングベリ/清水エスパルス)
アーセン・ヴェンゲル監督のもと、プレミアリーグでも抜群の存在感を見せつけていたアーセナル。ティエリ・アンリ、セスク・ファブレガスらに加え、後に清水エスパルスでもプレーしたフレドリック・ユングベリらが決勝戦の先発メンバーに名を連ねた。
悲願の決勝進出を果たしたアーセナルだったが、立ちはだかったのはサミュエル・エトー、ロナウジーニョ、デコら、ワールドクラスのメンバーを揃えたバルセロナだった。現在、ヴィッセル神戸でプレーしているアンドレス・イニエスタも当時はまだ23歳になったばかり。決勝戦ではエジミウソンと交代し、途中出場を果たしている。
10-11 バルセロナ 3-1 マンチェスターU(ダビド・ビジャ、アンドレス・イニエスタ/ヴィッセル神戸、朴智星/京都パープルサンガ)
プレミアリーグ王者対ラ・リーガ王者の一戦となった、ウェンブリーでの決勝戦。08-09年の決勝のリベンジに燃えるユナイテッドだったが、当時のバルセロナは、サッカー界の常識を覆したペップ・グアルディオラ体制3シーズン目。世界最強とも言える圧倒的な攻撃力の前に、あえなくユナイテッドは完敗した。
なお、この試合に出場した選手のうち、Jリーグでプレー経験があるのは3人。アンドレス・イニエスタ、今年引退したダビド・ビジャ、そして京都パープルサンガでプレーした朴智星だ。この試合ではビジャがダメ押しの3点目を奪い、バルセロナを勝利に導いている。
14-15 ユヴェントス 1-3 バルセロナ(アンドレス・イニエスタ/ヴィッセル神戸)
リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの強力3トップを揃えたバルセロナと、セリエA4連覇を果たしたユヴェントスが対戦。ともに国内リーグ戦とカップ戦でダブルを達成しており、トレブルを懸けた戦いとなった。
この試合でもアンドレス・イニエスタはプレーし、その活躍からマン・オブ・ザ・マッチに選出された。前半早々にイヴァン・ラキティッチの先制点をお膳立て。78分にはバルセロナで最後の出番となったチャビと交代し、ベンチに下がっている。
また、優勝したバルサは08-09シーズン以来となる2度目の三冠達成を達成。これで5度目の優勝を達成となり、ビッグイヤーの永久保持が認められた。
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