元アーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲル氏が、2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（UCL）について語った。『Europa1』が伝えている。
新型コロナウイルスによる中断を終え、8月から再開されるUCL。ラウンド16セカンドレグの消化されていない4試合が7日と8日に行われ、突破したチームがアタランタ、ライプツィヒ、パリ・サンジェルマン（PSG）、アトレティコ・マドリードが待つ準々決勝に駒を進める。
また、すでに一発勝負の準々決勝の組み合わせ抽選が行われており、ライプツィヒvsアトレティコ・マドリード、アタランタvsPSGのカードが決定。国際サッカー連盟（FIFA）「グローバル・フットボール・ディベロップメント」部門の責任者を務めるヴェンゲル氏は、以下のように優勝候補を挙げた。
「アタランタやアトレティコ・マドリードの試合では何が起こるかわからない。だが、私にとっては、マンチェスター・シティとパリ・サンジェルマンが優勝候補だ」
マンチェスター・シティはレアル・マドリードとの敵地でのファーストレグを2-1で制しており、8月7日にセカンドレグを控える。もし勝ち進んでいった場合には、PSGとは決勝で激突することとなるが、ヴェンゲル氏は母国フランスの王者でもあるPSGについてさらに言及した。
「（PSGは）ヨーロッパでもベスト3に入る。PSGがまだチャンピオンズリーグを制覇していないという誤った理由を探すべきではない。レアル・マドリードでさえ、10年から15年でほとんど優勝できなかったが、その後は3回連続で優勝している」
ヴェンゲル氏が推すPSGは、12日28時からアタランタと準決勝進出を争う一発勝負に臨む。
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