バイエルン・ミュンヘンを率いるハンジ・フリック監督が、ライバルのエースを絶賛している。サッカーメディア『Goal』が伝えた。
ブンデスリーガ、DFBポカールに続く2019-20シーズン三冠目を目指すバイエルンは、現地時間14日のUEFAチャンピオンズリーグ（UCL）準々決勝でバルセロナと激突。2シーズンぶりのベスト4進出、さらには7シーズンぶりの欧州制覇に向けて、スペインのメガクラブと相まみえる。
この対決で注目を集めているのが、バイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキとバルセロナFWリオネル・メッシによるエース対決だ。前者は19-20シーズンの公式戦44試合53得点8アシストをマークしているのに対し、後者は公式戦43試合31得点26アシストを記録している。
前日会見で両者を比較するよう求められたフリック監督は、「あの2人の選手は比較できない」とこぼしながらも以下のように語った。
「レヴィ（レヴァンドフスキ）はボックス内で信じられないようなクオリティを発揮し、私たちの得点を保証してくれる。だが、その前段階でも素晴らしい」
「メッシは近年のフットボーラーの中で圧倒的に最高の選手だ。彼のような選手は二度と出てこないかもしれない」
一方で、フリック監督は「バイエルンvsメッシではなく、バイエルンvsバルセロナだ。彼に対してどうプレーするかは考えているが、それは明かさない」とも発言。個ではなく全体のクオリティが勝負を分けることを強調している。
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