試合の概要
今月に開幕した2022-23シーズンのUEFAネーションズリーグ。7日（日本時間8日）には、グループA3の第2節が開催される。
ドイツ対イングランド
カタール・ワールドカップ（W杯）で日本と同組となっているドイツは、初戦でイタリア代表と対戦。ティモ・ヴェルナーをワントップとする4-2-3-1を採用し、トーマス・ミュラー、セルジュ・ニャブリ、リロイ・サネらを起用した。一進一退となった前半をゴールレスで終えたチームは後半、70分に先制を許すも直後にクロス攻撃からヨシュア・キミッヒがゴールを記録。初戦を1-1で終えた。チーム状況では、マルコ・ロイスが病気でイタリア戦を欠場したが、新たな負傷者はなし。プレミアリーグでプレーするイルカイ・ギュンドアンやカイ・ハヴァーツがローテーションで先発する可能性があるだろう。
対するイングランドは初戦、敵地でハンガリーと対戦。ジャロッド・ボーウェンとジェイムズ・ジェスティンの初招集2名を先発させたスリーライオンズは、ハンガリーの堅守に苦しんでゴールレスで後半へ。64分にリース・ジェイムズが献上したPKで失点すると、そのまま敗れて黒星スタートとなった。この試合に向けては、ハンガリー戦で負傷したジェスティンが欠場見込み。フィカヨ・トモリとマーク・グエーイも経験値が低いため、守備陣に不安を抱える。その中で、歴史あるライバル対決となるドイツ相手に大会初勝ち点を奪わなければならない厳しい状況だが、初戦の黒星を払拭できるか。
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年6月8日（水）日本時間3:45
- 解説：戸田和幸 実況：野村明弘
- 会場：フースバル・アレーナ・ミュンヘン
イタリア対ハンガリー
初戦でドイツ代表をホームに迎えたイタリアは、アルゼンチンに敗れたフィナリッシマからGKジャンルイジ・ドンナルンマ以外の全選手を変更して試合に臨んだ。前半にジャンルカ・スカマッカがポスト直撃のシュートなどでゴールを迫った中、0-0で迎えた70分にウィルフリード・ニョントのクロスからロレンツォ・ペッレグリーニが決めて先制するも、その後に1点を返されてドローで終えた。フィナリッシマから多くの新たな選手を起用して明るい兆しを見せたアッズーリ。引き続きスカマッカやダビデ・フラッテシ、ジャコモ・ラスパドーリらU-23世代の選手たちのパフォーマンスに期待だ。
一方のハンガリーは初戦のイングランド戦でホームアドバンテージを活かし、堅守速攻スタイルで好勝負を演出。PKでの1点を守り切り、W杯欧州予選で同組となったイングランドにリベンジを果たした。その欧州予選でも、4位敗退ながら勝ち点17を積み重ねており、今回は改めて地力強化を示した形に。ここでも相手に主導権を握られることが予想されるが、イングランド戦でもPKを沈めたドミニク・ショボスライを中心としたカウンターを主体に大国食いを狙う。
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年6月8日（水）日本時間3:45
- 会場：スタディオ・ディノ・マヌッツィ
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