試合の概要
ベルギーリーグ第29節、オーステンデ対シント=トロイデンVV(STVV)が日本時間27日の2:30から開催される。
オーステンデ(順位:13位 勝点31 | 9勝4分け15敗 | 28得点52失点)
シント=トロイデン同様、中位での戦いを強いられており、プレーオフ2が現実的な目標となっているオーステンデ。前節はスタンダール・リエージュに1-0と勝利し、4試合ぶりの白星を手にした。
チームの鍵を握っているのが2月に就任したばかりのイブス・ファンデルハーゲ監督。セルクル・ブルッヘでは結果を残せなかったが、不振に陥るオーステンデの新監督としてすぐに戻ってきた。
就任初戦のメヘレン戦で0-3と敗れると、前節はより守備的なシフトの5-3-2を採用して勝利。現実的なアプローチで上を目指す。
注目選手:坂元達裕
今冬加入ながら、鋭いドリブル突破を評価されてまたたく間に定位置を獲得したのが坂元だ。デビュー戦でアシストを記録して以降、継続的に出場機会を得ており、ここ3試合はいずれもフル出場となっている。セレッソ大阪時代は右サイドでの起用が主だったが、オーステンデでは左サイドの仕掛け人に。前節はセカンドトップに入るなど、よりゴールに近い位置でのプレーを求められている。日本人対決で大きな結果を残すことはできるのだろうか。
予想スタメン(5-3-2)
- GK:シェルペン
- DF:エンディカ、ヤケル、フォルテス、カポン、ダンカン
- MF:サントス、ダルピノ、マクギーハン
- FW:グエイ、坂元
シント=トロイデンVV(10位 勝点37 | 11勝4分け13敗 | 32得点37失点)
今季最大の3連勝を達成し、機運を高めているシント=トロイデン。2試合連続のクリーンシートで、GKシュミット・ダニエルも安定感あるセービングでチームを最後方から支える。
また、チームは前節から3-4-3の新システムにも挑戦。原大智と林大地が両翼に入る形を見せ、原は「より良くしていきたい」と意気込みを語る。
新加入の香川真司は徐々に出場時間を増やしているものの、現時点では連勝中ということもあり、“ジョーカー”としての扱いが濃厚。途中出場でどれだけ効果的なプレーを見せられるかがアピールのポイントとなりそうだ。
チームは現在、プレーオフ2圏内の8位ヘンクとは4ポイント差。射程圏内にとらえており、シーズン終盤戦へ好調を維持したいところだ。
注目選手:原大智
前節のルーヴェン戦で出場停止から復帰。すると、いきなり1ゴール1アシストの活躍で、チームを勝利に導いた。この試合ではウイング(セカンドトップ)という本職ではないポジションでありながら、柔軟なスタイルを披露。また、自身が得意とする空中戦でも度々相手チームの脅威となり、武器を磨き続けている。「本人もベルギーリーグでそういうところがレベルアップできている」と手応えを口にしており、今季の二桁得点を目指す。
予想スタメン(3-4-3)
- GK:シュミット・ダニエル
- DF:テシェイラ、バウアー、ライツナー
- MF:橋岡、コナテ、ブルース、ドニー
- FW:林、原、クラウス
放送・配信予定
- 配信: DAZN
- 実況:原大悟
- キックオフ:2022年2月27日(日)日本時間2:30
- 会場:アルベルトパルク
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