現地時間1日、カタール・ドーハでFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の組み合わせ抽選会が行われ、7大会連続7回目の出場となる日本は、グループEで優勝経験国のスペインとドイツ、そして大陸間プレーオフ(コスタリカ対ニュージーランド)の勝者と対戦することが決定した。そんな森保一監督率いる日本代表について、W杯出場を逃したイタリアの現地メディアは、第三者としてどのように見ているのだろうか。
イタリア紙『Corriere dello Sport』や『Tutto Sport』は、「スペインやドイツと同じ“死の組”に入ったのは日本」などと報道。国営放送の『Rai』は、「(ハンス=ディーター)フリックの下で復活した優勝経験4回のドイツやかつての輝きを取り戻したかに見える優勝候補のスペインに対し、日本はダークホースとして挑戦しなければならない」とコメントした。
一方、『Gazzetta dello Sport』は、日本と対戦するスペインやドイツが、イングランドやポルトガルほど組み合わせに恵まれていないとの見解を示し、警鐘を鳴らした。
「イングランドやオランダ、CR7(クリスティアーノ・ロナウド)は笑顔のはずだ。グループHは(ポルトガルにとって)客観的に見て組みやすい相手。イングランドやオランダ、アルゼンチンも良い組み合わせに恵まれた。だがスペインやドイツは、日本へ何もプレゼントを与えないように注意しなければならないだろう」
またサッカー情報サイト『TUTTOmercatoWEB』は、ヨーロッパの強豪2カ国を引き当てた日本に同情の声を寄せている。「日本は不運だ。ずっと良い結果もあり得たはずだが、巨人2チームが立ちはだかるグループに入ってしまった」と指摘した。
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