日本代表は9月シリーズのアジア最終予選で1勝1敗とスタートに躓いてしまったため、今回の10月シリーズで連勝が求められている。
ただ、7日26時に開催されるサウジアラビア戦ではMF伊東純也が出場停止に。加えて、中国戦で活躍したMF久保建英が負傷で招集外とアタッカー不足が否めない状況にある。
そこで注目されるのが鎌田だ。中盤のトップ下でプレーすることが想定される鎌田は、「得点に関われるとベスト」としつつも自身の役割について見解を述べた。
「森保さんはチームとして守備の部分や切り替え、戦うところを求める監督。球際の部分で体を張ってあげることなど、チームの助けになること、プラス自分の良さの攻撃をやっていかないとダメだと思う」
ここまで2試合を終えた時点で1勝1敗。鎌田は「全試合を勝たないとダメだなという感覚ではいたけど、そんなに簡単なものではないと感じた」と最終予選の難しさを実感している。また、アジアでの戦いの経験があまりない鎌田は、フランクフルトのチームメイトで元日本代表主将MF長谷部誠に助言を受けたことを明かした。
「もちろん長谷さんにもアジア最終予選の難しさの話をするんですけど、長谷さんが言うには、アウェイは勝点1でも悪くない。ホームでしっかり勝てればW杯にいけると(話していた)」
これに対して内田が「長谷部さんたまに言うこと全然間違っているから気をつけてね」とツッコミを入れ、鎌田が「それに関してはなんとも言えないです(笑)」と笑顔で返す場面も。終始和やかな雰囲気で対談は進んだ。
途中からはドイツに移籍してからの変化について話が及ぶと、鎌田は「日本にいた時よりも一つひとつのプレーの強度は確実に上がったと思う」と主張。「欧州に来て1年目は練習の強度についていけなかった。今は体が慣れてできるようになっているけど、そういうところはあった」と振り返った。そして、今の自分自身の出来についても思いを口にした。
「今は難しいですね。今年は全てが変わった。去年はチームとしても良くて、うまくポゼッションして崩すというところで良かったと思う。チームのやり方が僕自身にフィットしていた。ただ、所詮、自分がすごく得点を取れるわけではなくて、プレースタイル上、味方頼りになるところがあるので難しいですね」
そして、最後に改めて最終予選に向けて自身の思いを語っている。
「自分たちは内容どうこうよりも勝点3を持ち帰らないとダメだと思う。これまでW杯にずっと出続けてきて、それを自分たちで途絶えさすわけには絶対にいかない。それが代表を背負って戦うこと。チーム全員で勝点3を積み重ねていく、それだけだと思う。日本を背負って努力していきたい」
内田篤人のFOOTBALL TIME
配信:DAZN 配信日:毎週木曜
出演:内田篤人、影山優佳※敬称略
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