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「100%ファウル」。浦和対神戸の一戦で岩波と武藤の接触はノーファウルで妥当だったのかを検証 | Jリーグジャッジリプレイ

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「100%ファウル」。浦和対神戸の一戦で岩波と武藤の接触はノーファウルで妥当だったのかを検証 | JリーグジャッジリプレイDAZN
【国内サッカー・ニュース】明治安田生命J1リーグ第9節浦和レッズ対ヴィッセル神戸の45分の場面をピックアップした『2022 Jリーグジャッジリプレイ#2』では、DF岩波拓也の接触がノーファウルで正しかったのかを検証。Jリーグ副理事長の原博実氏、Jリーグウォッチャーの平畠啓史氏、審判ゲストの家本政明氏が独自の見解を述べた。
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神戸の攻撃シーンだ。右サイドからのパスをMF郷家友太が折り返して中央のFW武藤嘉紀へ。シュート態勢に入ったところで岩波と接触して倒れるが主審の笛は鳴らず、クリアボールをGK西川周作がキャッチしたところで試合が止まった。リプレイで見ると、武藤の右足を岩波が踏んでいることが確認できるが、VARの介入はなくノーファウルとなった。このジャッジを議論した。

最初に意見を問われた平畠氏は「中央から撮っているカメラではハッキリ分からなかったですけど、いろいろな角度の映像を見るとPKかなと思いました」と主張。「軸足の方に入っているし、あれではシュートが打てない。PKを取られてもおかしくないかなと思った」とPKの判断が正しかったのではないかと答えた。

続いて原氏も「完全にPKだと思う」と同調。「トラップした立ち足のところを蹴ってしまっているので間違いなくPK。イエローに近いかなと思います」とPKでカードもあり得ると見解を述べた。

2人の答えを待って、最後に考えを口にした家本氏は「100%ファウル」と明言。カードについては「ダメージをどう捉えるか」と説明しながら、「ラフチャレンジと取るかによって、イエローカードよりに考える方もいると思います」と返答した。

また、なぜVARが介入しなかったのかを問われ、家本氏は自身の見解を述べた。

「(VARの)確認はしています。現場のレフェリーの立ち位置を考えたときに、木村主審のポジションはなかなか接触加減や程度がわかりにくいので反則とするのは難しい。なぜ、オン・フィールド・レビューを勧めなかったのかはわからなくて、もしかすると現場ではブロックに行ったという認識、フットボールコンタクトとして許容できるという情報を発信していたら、助言をしないといけない判断が下がる可能性がある。でも、そもそもブロックというのはありえないので、ここは入るべきシーンだったなと思います」

最後に家本氏は「ここはVARとしてもポジションのことを考慮しながら勇気を持って『一回見てみたらどうですか』という方が望ましい気がします」と語り、総意として今回の事象はPKが正しかったと締めている。

今年も様々な事象を取り上げていく「Jリーグジャッジリプレイ」。今後もどんなシーンがピックアップされるか注目だ。

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