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2連敗の2位ミラン、ピオリは敗戦の弁「冷静さを欠き、高い代償を払った」|セリエA

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2連敗の2位ミラン、ピオリは敗戦の弁「冷静さを欠き、高い代償を払った」|セリエADAZN
【欧州・海外サッカーニュース】ミランのステファノ・ピオリ監督が、28日(日本時間)に行われたサッスオーロ戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで試合を振り返った。

前節のフィオレンティーナ戦で3-4と初黒星を喫したものの、32ポイントで首位ナポリと並走していたミラン。だが、28日に行われたセリエA第14節において、難敵サッスオーロをホームに迎えると、1-3と逆転負けして2連敗を喫した。この結果、首位ナポリとの差は3ポイントに広がった一方、昨シーズン覇者の3位インテルとはわずか1ポイント差に縮んだ。

ミラン指揮官ピオリは試合終了後、敗戦の弁を述べた。

「冷静さを欠き、あまりに多くのシーンでミスを犯してしまった。特に相手エリア内でのラストパスがダメだった。リードした段階で、もっと上手く試合をコントロールすべきだった。冷静に選択ができなくなると、ミスが起こりやすくなる」

21分にアレッシオ・ロマニョーリのゴールで先制したミランだったが、その3分後、ジャンルカ・スカマッカに同点弾を許したことで、チームの勢いが止まった。

「あの時間帯は重要だった。高い代償を払うことになるミスを犯してしまった。(フィオレンティーナ戦と合わせて)2試合で7失点は、何かが機能しなかったことを意味する。確実に守備面で修正しなければならない点があるはずだ。だが、守備陣だけの責任ではない。いくつかの場面でボールを上手くコントロールできていれば、最後まで勝負は続いたはずだ」

次戦は12月2日に行われる、ミランOBのアンドリー・シェフチェンコが指揮官に就任したばかりのジェノア。ピオリは前を向いた。

「開幕から全速力で走ってきたが、直近の2試合において、技術面や戦術面、そして注意力の面でパフォーマンスがやや落ちたように感じる。だが、我々は自分たちの欠点やクオリティを自覚している。チームが成長できるように取り組みを続けたい」

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