直近のリーグ戦で3連勝を飾り、2位からの逆転優勝を狙う昨年のセリエA覇者インテル。コッパ・イタリア準決勝でライバルのミランを退けて勢いに乗る中、19日、ホームのジュゼッペ・メアッツァに5位ローマを迎える。インザーギは、直近の12試合で負けなしと好調のジョゼ・モウリーニョのチームを警戒した。
「インテル対ローマは決勝のような試合と言える。相手はセリエAの強豪であり、現在、最高の状態にあるチームだ。また、誰もが知るように偉大な監督が指揮を執っており、非常に良い成績を残している。我々にとって、非常に重要な一戦であり、極めて高い注意力が必要とされるだろう」
「相手は1月9日を最後に、リーグ戦で負けていない。本当に高いパフォーマンスを示しており、我々は最高の準備をしなければならない。だがミラン戦で最高の試合をしたことで、大きな自信となったように感じる。これからシーズンを最高の形で終えられるようにしたい」
現在、インテルは69ポイントを獲得し、首位のミランとは2ポイント差に迫る。ローマ戦に加えて、延期となっていた28日の第20節ボローニャ戦で勝利を収めれば、セリエA2連覇へ大きく前進できる。
「チームにとって極めて重要な1週間になるだろう。ローマ戦、ボローニャ戦、ウディネーゼ戦と試合が続くが、過密日程の中で準備を進めていくために冷静さが求められる。シーズン終了まで残り6試合。1試合ごとに上手く準備をしていきたい」
一時は3位に後退していたインテルだが、4日に行われたユヴェントスとのイタリアダービーで勝利を収めたことが転機となったのかもしれない。
「ユーヴェ戦がリーグ戦の行方を決定づける一戦だったとは思わない。だがあの時は、チームにとってデリケートな時期であり、重要な試合だったと言える。選手たちは昨年7月から素晴らしい仕事を見せてくれている。真剣に常に集中して取り組めている。シーズン開幕直後と比較して、我々への期待は高まったかもしれないが、落胆するようなことではなく、これをさらなるエネルギーにしていくべきだ」
最後にインテル指揮官は、今シーズン、勝敗の行方にも大きく左右してきたとされる審判団の判定について言及。「イタリアの審判はヨーロッパ最高峰であり、我々は恵まれている。ただ、監督や選手と同様に審判も間違えることはある」とコメントした。
放送・配信予定
- インテル vs ローマ
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年4月24日（日）日本時間1:00
- 実況：北川義隆
- 会場：スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ
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