チェルシーは11日、FAカップ5回戦でバーンズリーと対戦し、1-0で勝利した。試合後にトーマス・トゥヘル監督が、選手たちのパフォーマンスに苦言を呈している。
2部に所属するバーンズリーとの一戦を迎えたチェルシーは、主力選手を温存しながらも立ち上がりからポゼッションで優位に立ち、64分にタミー・エイブラハムのゴールで先制に成功する。するとこのゴールが決勝点となり、1-0で勝利してベスト8進出となった。
しかし試合後のスタッツではボール支配率こそ72%とチェルシーが優位に立ったものの、シュート6本(枠内シュート1本)のチェルシーに対して、バーンズリーは14本(枠内シュート4本)。カウンターから直線的にゴールを目指したバーンズリーの方が多くの決定機を作り出していた。
試合後の会見に出席したトゥヘル監督は「(ハーフタイムで)4バックに変更し、それによる戦術変更のためにマルコス(・アロンソ)を下げた。アンドレアス(・クリステンセン)は頭痛による交代だ。この変更で相手のエリアに侵入できるようになり、プレスを回避することが楽になった」と戦術変更によって試合の主導権を握ることができたとしている。
その一方で、得点後に見せた選手たちの消極的なプレーに苦言を呈した。
「後半のスタートからはうまくプレーできるようになり、常に相手のエリアで攻撃を仕掛けた。その後ゴールを奪い、リスクがあると感じたが小さな決断をした。しかし、勇気が足りずに(プレーエリアが)深くなってしまった」
「我々はもっとうまくプレーできる。もっと期待していたのだがね。少しイライラしている」
「リズムが悪く、自信が欠如していた。相手は、全てのリスクを冒して彼らの人生で最高のプレーをしてくる。そういう相手との対戦は簡単ではない。それでももっとうまくプレーできたと思う」
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