明治安田生命J1リーグ第26,31節 放送日程・見どころ
第26節
13:00 ベガルタ仙台 vs 柏レイソル（J1）
16試合勝利のない18位ベガルタ仙台は、8位の柏レイソルをホームに迎えての一戦。ともに前節はスコアレスドローに終わっている。
前節はサンフレッチェ広島の猛攻にさらされながらも、無失点に封じた仙台。勝ち点1の立役者となったのがGKヤクブ・スウォビィクだ。柏には7月の前回対戦で5失点を喫して敗れているが、粘り強く戦い今季ホーム初勝利をつかみ取ることができるだろうか。
対する柏の前節は清水エスパルスを相手にゴールネットを揺らせず。FW瀬川祐輔の復帰は朗報だが、FWオルンガを温存したことで攻撃の迫力を欠いてしまった。連戦が続く中で、7日にはルヴァンカップ決勝を控えている。ネルシーニョ監督がどのようなスターティングメンバーで臨むのか注目しよう。
13:00 サガン鳥栖 vs 名古屋グランパス（J1）
15位サガン鳥栖は9試合ぶりの白星をかけて3位の名古屋グランパスと対戦する。
3試合連続でドローに終わり、思うように勝ち点を積み重ねられない鳥栖。一方で9月から続いた連戦を終え、中8日で迎える今節はリフレッシュした選手たちの躍動に期待したいところだ。0-1で敗れた7月の前回対戦を含め、名古屋には過去4試合連続で無得点。逆襲の11月とするべく、ゴールネットを揺らすことができるか。
名古屋は前節、長年苦手にしていたカシマで鹿島アントラーズに完封勝利。10月にマークした5勝は全てクリーンシートと、守備意識の高さが光っている。FW金崎夢生が契約により出場できない中、鍵を握るのは前回の鳥栖戦で決勝点を挙げた前田直輝。9月26日以来となるゴールに期待が集まる。
14:00 川崎フロンターレ vs 北海道コンサドーレ札幌（J1）
12連勝で頂点への歩みを進める首位・川崎フロンターレは13位の北海道コンサドーレ札幌と対戦する。
MF中村憲剛が40歳の誕生日を飾る決勝ゴールを決め、多摩川クラシコを制した川崎F。千両役者が最高の仕事を果たし、これ以上ない雰囲気でホーム連戦に臨む。札幌に対してはJ1通算9勝2分け無敗。記録的な快進撃を続けるチームにとっては、圧倒的な相性の良さも追い風となりそうだ。
天敵撃破に挑む札幌は前節のガンバ大阪戦でMFチャナティップが9試合ぶりに復帰。負傷の影響を感じさせないプレーを見せた。チームも試合には敗れたものの、好調のG大阪に引けを取らない内容を披露。マンツーマンディフェンスの新機軸を標榜する中で、川崎F戦は試金石となる一戦だ。
14:00 セレッソ大阪 vs ガンバ大阪（J1）
J1では通算40度目の大阪ダービー。セレッソが4位、ガンバは勝ち点3差の2位と、熾烈な上位争いを繰り広げる中で迎える今節のビッグマッチだ。
ダービー3連勝を狙うC大阪はFW豊川雄太が2戦連発中。一瞬のスピードで相手を剥がし、ゴールに迫ることのできるアタッカーは心強い存在だ。勝利すればライバルを再び上回ることができる今節。青黒の堅い守備網をこじ開けて、サポーターに勝ち点3をもたらすことができるだろうか。
対するG大阪は前節の北海道コンサドーレ札幌戦に勝利し、10試合負けなしと好調をキープ。途中出場のFWパトリックが結果を残し、良い流れで大一番に臨む。注目は前節左サイドバックで出場し、対面のルーカス・フェルナンデス（札幌）を封じ込めた福田湧矢。C大阪の切り込み隊長・坂元達裕とのマッチアップは試合の趨勢を左右しそうだ。
15:00 清水エスパルス vs ヴィッセル神戸（J1）
17位の清水エスパルスは8試合ぶりの勝利を懸け、11位ヴィッセル神戸とのホームゲームに臨む。
前節は柏レイソルとスコアレスドローに終わったものの、内容面で手応えを得た清水。4バックを採用し、特に前半はペースを握って試合を進めた。過去2シーズン連続で神戸戦に得点していたFWドウグラスは今季から相手の一員に。前回対戦では手痛い恩返し弾を許しただけに、今回はしっかりと抑え込みたい。
中5日の神戸は2連勝が懸かった一戦。ここから再び待ち受ける連戦に向けて弾みをつけたい。直近のベガルタ仙台戦で今季12得点目を挙げたFW古橋亨梧は、前回の清水戦で2ゴール1アシストと大活躍。仙台戦で負傷交代した点は気がかりだが、出場すれば清水にとってはもっとも厄介な存在となりそうだ。
16:00 横浜FC vs 大分トリニータ（J1）
2連敗中の14位横浜FCは、4試合勝利のない12位の大分トリニータと対戦する。
前節湘南ベルマーレに敗れた横浜FCは2試合連続の無得点。シュートがポストを叩くなど惜しいシーンはつくったものの、決定力の改善が急務となっている。9月のアウェーゲームでも大分には無得点で敗れているだけに、皆川佑介、瀬沼優司といったストライカーの奮起に期待したい。
大分は前節の浦和レッズ戦でスコアレスドロー。一方で長い時間相手を押し込み、ゴールまであと一歩というシーンを量産した。こちらも決定力に課題が残る中で、注目はチームトップスコアラーのMF田中達也。スピードあふれる仕掛けからゴールに絡み、5試合ぶりの勝ち点3をもたらすことができるか。
17:00 サンフレッチェ広島 vs 浦和レッズ（J1）
10位のサンフレッチェ広島は勝ち点3差の9位浦和レッズをホームに迎える。ともに前節0-0で引き分けたチーム同士の対戦だ。
先発9人を入れ替えてベガルタ仙台戦に臨んだ広島だったが、押し気味に試合を進めた中で消化不良の残る勝ち点1。勝てば順位が逆転する今節は、リフレッシュした主力選手の奮起が期待される。一方的に攻め込みながらも一発に沈んだ前回対戦のリベンジを果たすことができるか注目しよう。
大分トリニータに苦戦を強いられた浦和はGK西川周作の好セーブが光り、5試合負けなしを継続。一方で好調だった攻撃陣は噛み合わない場面が目立った。ここ5試合は興梠慎三と武藤雄樹で固定されてきた2トップだが、広島に対してはどのような組み合わせで臨むのか焦点となりそうだ。
第31節
13:00 横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズ（J1）
7位の横浜F・マリノスは勝ち点1差の6位・鹿島アントラーズをホームに迎える。AFCチャンピオンズリーグ（ACL）の日程変更により、前倒しで開催される第31節のカードだ。
先月28日のサンフレッチェ広島戦で敗れた横浜FMは週末を挟み中5日での一戦。DF畠中槙之輔を出場停止で欠いて、リーグ戦30試合目に臨む。ACLを控えて選手の入れ替えが進む中、注目は先月加入したGK高丘陽平。初めて迎えるホームゲームでサポーターに勝ち点3を届けられるか。
一方の鹿島は前節の名古屋グランパス戦に敗れて2位争いから後退。こちらはFWファン・アラーノが出場停止で不在となる。横浜FMに対しては、FW上田綺世が昨季から2試合で3得点と好相性。J1最多となる通算62度目の名門対決を制し、2015年以来のシーズンダブルを飾りたい。
順位表
※第25節終了時点（暫定順位）。尚、ACLにより前倒しとなった試合分も反映
| 順位 | 点 | 勝 | 分 | 敗 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 川崎フロンターレ | 68 | 22 | 2 | 1 | ＋50 |
| 2 ガンバ大阪 | 51 | 16 | 3 | 6 | ＋10 |
| 3 名古屋グランパス | 48 | 15 | 3 | 8 | ＋14 |
| 4 セレッソ大阪 | 48 | 15 | 3 | 7 | ＋9 |
| 5 FC東京 | 47 | 14 | 5 | 10 | ＋3 |
| 6 鹿島アントラーズ | 45 | 14 | 3 | 10 | ＋5 |
| 7 横浜F・マリノス | 44 | 13 | 5 | 11 | ＋12 |
| 8 柏レイソル | 41 | 12 | 5 | 9 | ＋11 |
| 9 浦和レッズ | 41 | 12 | 5 | 9 | −1 |
| 10 サンフレッチェ広島 | 38 | 11 | 5 | 9 | ＋9 |
| 11 ヴィッセル神戸 | 36 | 9 | 9 | 10 | −1 |
| 12 大分トリニータ | 30 | 8 | 6 | 11 | −9 |
| 13 北海道コンサドーレ札幌 | 27 | 7 | 6 | 13 | −16 |
| 14 横浜FC | 24 | 7 | 3 | 15 | −19 |
| 15 サガン鳥栖 | 21 | 4 | 9 | 11 | −10 |
| 16 湘南ベルマーレ | 17 | 4 | 5 | 16 | −18 |
| 17 清水エスパルス | 14 | 3 | 5 | 17 | −23 |
| 18 ベガルタ仙台 | 14 | 2 | 8 | 15 | −26 |
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