得点時の勝率ランキング
※2020年4月1日時点。10試合以上出場した現役J1選手に限る
| 順位 | 選手名 | チーム | 試合数 | 勝ち | 引分 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 遠藤 渓太 | 横浜FM | 10 | 10 | 0 | 100.00% |
| 2 | 駒井 善成 | 札幌 | 13 | 12 | 1 | 92.30% |
| 3 | 井林 章 | 広島 | 11 | 10 | 1 | 90.90% |
| 4 | オルンガ | 柏 | 18 | 16 | 1 | 88.90% |
| 5 | 茨田 陽生 | 湘南 | 17 | 15 | 2 | 88.20% |
| 6 | 野村 直輝 | 大分 | 25 | 22 | 2 | 88.00% |
| 7 | 山口 蛍 | 神戸 | 16 | 14 | 1 | 87.50% |
| 8 | エウシーニョ | 清水 | 22 | 19 | 1 | 86.40% |
| 9 | 武藤 雄樹 | 浦和 | 40 | 34 | 4 | 85.00% |
| 10 | ディエゴ オリヴェイラ | FC東京 | 36 | 30 | 3 | 83.30% |
| 10 | 宮澤 裕樹 | 札幌 | 24 | 20 | 2 | 83.30% |
| 10 | レアンドロ | FC東京 | 12 | 10 | 1 | 83.30% |
| 10 | 山本 脩斗 | 鹿島 | 12 | 10 | 0 | 83.30% |
| 14 | 野津田 岳人 | 広島 | 17 | 14 | 0 | 82.40% |
| 15 | 藤本 憲明 | 神戸 | 45 | 37 | 3 | 82.20% |
得点時の勝率は100%。自らのゴールで勝利に導く遠藤渓太
ゴールを決めれば勝利に近づくのは、当たり前と言えば当たり前だが、勝運を持っている選手というのは紛れもなく存在する。それがわかりやすく数字に出ているのが、得点時の勝率だ。
今回のランキングで一番の驚きは、勝率100％男が存在したことだろう。10試合以上出場している選手限定のランキングだが、横浜F・マリノスに在籍する遠藤渓太はゴールを奪った試合で10戦10勝。全て勝利を手にしているというデータが出ている。
これに続く、2位の北海道コンサドーレ札幌の駒井善成が12勝1分の勝率92.3%、3位のサンフレッチェ広島の井林章が10勝１分の勝率90.9%を記録しているが、互いにゴールを奪った試合は全てJ2在籍時と考えると、横浜FMでプレーし続けながら勝率100％を記録する遠藤の凄みがわかるはずだ。なお遠藤は、JリーグYBCルヴァンカップ、天皇杯、AFCチャンピオンズリーグでも得点した試合は全勝。まさに勝利を呼ぶ男と言っていいだろう。
J1でゴールを奪った試合で勝率が高い選手で言えば、9位の武藤雄樹（浦和レッズ）と10位のディエゴ・オリベイラ（FC東京）の二人も飛び抜けた数字を記録している。
武藤は得点を奪った40試合中34勝を記録。勝率は85.0%と非常に高い数字を残している。ちなみに武藤は、浦和に移籍して以降の得点した試合では35試合31勝4分と無敗を継続。武藤がゴールを奪えば負けないというジンクスが継続されている。
一方、柏レイソルとFC東京でプレーしてきたディエゴ・オリベイラは、36試合で30勝3分3敗の勝率83.30%を記録。柏時代は得点した試合で無敗を誇っており、FC東京でも2018年以降は無敗で現在は得点を決めた試合で11連勝中だ。今季、この記録をどこまで伸ばせるのか注目したい。
今回は勝率に限ったデータを紹介したが、負けなし率で言えば、札幌のチャナティップ（11試合6勝5分）や川崎フロンターレの大島僚太（10試合7勝3分）、浦和のマルティノス（10試合6勝4分）らも100%を保持している。今年このデータがどのように変わっていくのかを注視して見るのも面白いだろう。
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