2020明治安田生命J1リーグ第12節見どころ ｜ 日程・放送予定・順位表

明治安田生命J1リーグ第12節 放送日程・見どころ

8月22日

18:00  清水エスパルス vs 横浜FC（J1）

J1通算400勝に王手をかけている16位の清水エスパルスは、14位の横浜FCと対戦。この日唯一開催されるJ1のカードとなる。

清水は前節の横浜F・マリノス戦で、打ち合いの末に3-4で敗戦。主力に疲労の色が濃くなっているのは気がかりだが、昨季王者を相手に一歩も引かない戦いを見せた。2試合連続となるホームでの横浜シリーズを制し、今度こそ節目の大台に乗せたい。

横浜FCは前節鹿島アントラーズを下し、J1ではクラブ初となる連勝を達成。この試合では契約により出場できないGK六反勇治を欠いて臨むことになる。ホームではここ3試合10得点と活発な清水の攻撃陣に対して、スピードに乗らせない応対が鍵になりそうだ。

8月23日

18:00  名古屋グランパス vs 川崎フロンターレ（J1）

3位の名古屋グランパスは10連勝中の首位・川崎フロンターレをホームに迎える。

前節アディショナルタイムの決勝ゴールで勝利した名古屋は、今季4試合目のクリーンシート。内容が良くない中でも勝ち点3を取り切ったことは収穫だ。キープレーヤーは過去2シーズンの川崎F戦でゴールを挙げているFW前田直輝。ここまで負け知らずの首位を相手に、土をつける一撃は生まれるか。

川崎Fはセレッソ大阪との1、2位直接対決を制して勝ち点差を10に広げ、文字通りの独走態勢に突入。後半から出場し2得点に絡んだMF三笘薫の活躍は目を見張るものがある。名古屋に対しては8月12日のルヴァンカップで2得点をマークしており、公式戦6戦連発の期待は高まるばかりだ。

19:00  鹿島アントラーズ vs ガンバ大阪（J1）

12位の鹿島アントラーズは7位のガンバ大阪とホームで対戦。現役引退を発表したDF内田篤人のラストマッチとなる。

32歳の内田は2006年に鹿島に加入し、リーグ3連覇に大きく貢献。さらには日本代表やシャルケ（ドイツ）の一員として、世界の大舞台でも右サイドを駆け抜け続けた。再び帰ってきた古巣で迎えたラストマッチ。鹿島らしく勝利という形で、背番号2を送り出したい。

対するG大阪はドイツでも内田と対戦してきたFW宇佐美貴史に注目。前節はシュートがクロスバーを直撃するなどチャンスを生かし切れなかっただけに、面目躍如といきたいところだ。日本代表でもともにプレーした内田の前で、2016年以来となる鹿島戦の白星をチームに呼び込めるか。

19:00  浦和レッズ vs ヴィッセル神戸（J1）

4位の浦和レッズは、3試合勝利のない10位のヴィッセル神戸とホームで対戦する。

相手のミスを見逃さずに得点を重ねて連勝した浦和は、FWレオナルドが5試合連続得点中。クラブでは2004年のエメルソン以来となる好調ぶりだ。戦列に復帰したFW興梠慎三とともに、この一戦でもゴールの期待が高まる。

一方の神戸は前節の柏レイソル戦に敗れたものの、FW古橋亨梧が3試合ぶりに復帰。短い時間ながらもDFを引き寄せる動きでFWドウグラスのゴールをお膳立てした。昨季ゴールをマークした浦和戦で再びヒーローになることができるか注目だ。

19:00  FC東京 vs 湘南ベルマーレ（J1）

6位のFC東京は18位の湘南ベルマーレをホームに迎える。

FC東京は前節のサンフレッチェ広島戦で3-3のドロー。試合終了間際に追いつかれたことで後味の悪い一戦となった。注目選手は広島戦で早くも今季3点目の直接FKをねじ込んだMFレアンドロ。今季から加入したブラジル人アタッカーには、この試合でも攻撃の軸として活躍が期待される。

対する湘南はリーグ戦5連敗中。とはいえ前節の名古屋グランパス戦ではハードワークを90分続け、結果だけがついてこなかった形となった。互いに縦への速さを武器とする一戦でも攻撃的な姿勢を貫き、トンネルから脱出することができるか注目しよう。

19:00  横浜F・マリノス vs サンフレッチェ広島（J1）

9位の横浜F・マリノスは、勝ち点で並ぶ8位のサンフレッチェ広島と対戦する。

清水エスパルスとの打ち合いを制した横浜FMは、新加入のFWジュニオール・サントスが2得点。精鋭揃いのアタッカー陣の中でも強烈な「個」は大きな武器となりそうだ。試合当日に26歳となるMF喜田拓也の誕生日を白星で祝うことができるか。

一方の広島は前節のFC東京戦で3-3のドロー。MF川辺駿の劇的な同点ゴールで勝ち点1を拾ったものの、得点直後に失点するなど課題も残った。昨季シーズンダブルを食らった横浜FM戦では、自分たちのサッカーの真価が問われそうだ。

19:00  セレッソ大阪 vs ベガルタ仙台（J1）

2位のセレッソ大阪は、15位のベガルタ仙台と対戦。

前節は首位の川崎フロンターレに2-5で敗れたC大阪。堅い守備をベースに戦う中で、5失点という結果からいかに切り替えられるかがポイントとなりそうだ。鍵を握りそうなのは古巣対戦となるFW奥埜博亮。前節はボランチで先発しており、その起用法にも注目したい。

中7日と日程面で優位に立つ仙台は、過去C大阪戦の2試合でゴールをマークしているFW西村拓真に期待が集まる。海外挑戦から帰還したものの、ここまで1ゴール。組織的なディフェンスを攻略するためには欠かせない存在となりそうだ。

19:00  大分トリニータ vs 柏レイソル（J1）

13位の大分トリニータは5位の柏レイソルと激突。リーグ戦では2013年以来の対戦となる。

終了間際の失点で連勝を逃した大分だが、課題だったセットプレーから得点を挙げたことは好材料。球際で負けずに粘り強い守備を貫けたことも自信になりそうだ。リーグ2位の得点数を誇る柏の攻撃陣に対しても、高い集中力を保って迎え撃ちたい。

ヴィッセル神戸との接戦を制した柏は、FWオルンガが7試合連続ゴール中。1998年にフリオ・サリナス（横浜マリノス）が記録したJリーグ記録の「8」に王手をかけた。上位に食らいついていくためには落とせない一戦で、やはり要注目の存在といえそうだ。

順位表

※暫定順位

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