2020明治安田生命J1リーグ第22節見どころ ｜ 日程・放送予定・順位表

明治安田生命J1リーグ第22節 放送日程・見どころ

10月14日

18:45 サガン鳥栖 vs 鹿島アントラーズ（J1）

3連敗中の15位サガン鳥栖が、連敗をストップした8位の鹿島アントラーズをホームに迎える。

前節は浦和レッズに0-1で敗れた鳥栖。決定力不足を露呈した一方で、左サイドを主戦場としてきたMF内田裕斗がボランチで効果的に配球する収穫もあった。注目はビルドアップに長ける松岡大起、原輝騎のコンビが続いているセンターバック。ここまで12得点を叩き出すエヴェラウドを擁する鹿島に、どのような組み合わせで臨むのか。

鹿島は前節の横浜FC戦で劇的な逆転勝利。途中交代でピッチに入った荒木遼太郎、松村優太のルーキーコンビが得点に絡み、2点差を跳ね返した。鳥栖との前回対戦では、J1デビュー戦となったGK沖悠哉がビッグセーブを連発して完封勝利。未来を担う若き逸材たちの活躍には今節も注目が集まる。

19:00 ベガルタ仙台 vs 横浜FC（J1）

16位のベガルタ仙台は、今季ホーム初勝利をかけて14位横浜FCと対戦。

前節は川崎フロンターレに0-1で惜しくも敗れた仙台。終盤に長沢駿を投入し、アレクサンドレ・ゲデスとのツートップで何度も川崎Fゴールを脅かした。“あと一歩”からの脱却へ求められるのは勝ち点3。高い突破力を誇るパラ、柳貴博の両サイドバックにも期待したい。

対する横浜FCの前節は2点を先行しながら後半に3失点を喫して逆転負け。試合のクローズに失敗し、悔しい連敗となった。今節の注目は2シーズン在籍した古巣との一戦に臨むGK六反勇治。最後尾からビルドアップに加わり、試合の主導権を握りたいところだ。

19:00 柏レイソル vs 浦和レッズ（J1）

今季2度目の3連勝を目論む7位の柏レイソルは、勝ち点3差で追走する9位浦和レッズと対戦する。

柏は前節のヴィッセル神戸戦で4点の貯金を辛くも守り2連勝。2試合連続の2ゴールで通算21得点となったFWオルンガに加え、MF江坂任も手がつけられない絶好調ぶりだ。今季初得点を狙うFWクリスティアーノや、浦和との前回対戦でJ1初ゴールを叩き込んだMF神谷優太と構成する破壊力抜群の前線には、今節もゴールラッシュの期待が高まる。

一方の浦和は前節のサガン鳥栖戦を制し、連敗を3でストップ。MF汰木康也が終了間際に待望のJ1初ゴールをマークしたことも、チームの雰囲気を上向かせる材料となりそうだ。キープレーヤーは鳥栖戦でJリーグ通算400試合出場を達成したDF槙野智章。オルンガをはじめとした柏の強烈な個を抑えることができるだろうか。

19:00 FC東京 vs 清水エスパルス（J1）

2位のFC東京は17位の清水エスパルスをホームに迎える。

前節ガンバ大阪に無得点で敗れたFC東京は、ここ4試合で2得点と攻撃陣が低調。MFレアンドロが3試合の出場停止処分となり、攻撃陣の組み合わせは再考を強いられそうだ。注目は前節途中出場で惜しいシュートを放ったFW矢島輝一。前線の起爆剤としてアピールできるか。

清水は前節サンフレッチェ広島に敗れて4連敗。GKにベテランの西部洋平を起用して臨んだものの、3失点と守備の改善には未だ至っていない。一方で攻撃陣はMF後藤優介が待望の移籍後初ゴール。前節の試合終盤で見せた猛攻をトンネル脱出へと結びつけたい。

19:00 ガンバ大阪 vs 横浜F・マリノス（J1）

6連勝中の4位ガンバ大阪と、ここまでリーグ2位の50得点を叩き出している6位横浜F・マリノスの注目カード。

G大阪は鬼門となっていたアウェーのFC東京戦で完封勝利を収め、連勝は「6」に。ここ7試合は複数失点を喫しておらず、GK東口順昭を中心にゴール前での粘り強い守備ができている。他会場の結果次第では2位浮上もある中で、開幕節に続いてのシーズンダブルを狙う。

対する横浜FMの前節は大分トリニータを相手に後半一挙4得点。ジュニオール・サントスにも5試合ぶりのゴールが生まれるなど、分厚い選手層を見せつけた。ガンバ、セレッソと続く大阪でのアウェー2連戦。MF喜田拓也を出場停止で欠く第1ラウンドだが、自慢の攻撃力で牙城を突破したい。

19:00 ヴィッセル神戸 vs 大分トリニータ（J1）

10位ヴィッセル神戸は12位の大分トリニータと対戦。前節ともに4失点を喫して連勝が止まった中での一戦となる。

神戸の前節は柏レイソルに3-4で敗戦。4点を先行される一方的な展開からあと一歩まで追いすがったことで、意地を見せた形となった。連戦で主力の疲労蓄積が懸念される中、注目されるのは前節2ゴールのFW田中順也。左内転筋肉離れから戻ってきたレフティーはチームを再び上昇気流に乗せることができるか。

一方の大分は横浜F・マリノスに後半だけで4失点。決定機を生み出すことができないまま、悔しい完敗となってしまった。リーグ戦での神戸戦は昨季からの3試合全てが引き分け。前回対戦でインターセプトから鮮やかな同点ゴールを奪ったDF岩田智輝には、攻守両面で大きな期待がかかりそうだ。

19:00 サンフレッチェ広島 vs 川崎フロンターレ（J1）

11位サンフレッチェ広島は首位・川崎フロンターレとの一戦。10連勝を狙う川崎Fに待ったをかけることができるのか、注目の一戦だ。

2試合連続の3得点で連勝を飾った広島だが、FWの永井龍、ドウグラス・ヴィエイラがアクシデントにより相次いで交代。攻撃陣に不安材料を残したまま、川崎Fに挑むこととなった。ここまでチームトップの9ゴールをマークしているFWレアンドロ・ペレイラは、チームの救世主となることができるだろうか。

川崎Fは前節のベガルタ仙台戦で、小林悠のゴールを守り切っての勝利。ディフェンスラインの顔触れを大きく入れ替えながらも無失点で終えたことは大きな収穫となった。今季2度目の10連勝がかかった一戦では、過去2試合3得点と広島に対して相性の良いMF田中碧にも注目したい。

19:30 名古屋グランパス vs 北海道コンサドーレ札幌（J1）

5位の名古屋グランパスは13位の北海道コンサドーレ札幌と対戦する。

白星と黒星を交互に積み重ねてきた名古屋だが、前節はマテウスの劇的な決勝ゴールで久々の連勝を達成。2試合連続で完封をマークし、勢いに乗った状態で札幌を迎え撃つ。注目はJ1通算200試合出場に王手をかけたMF阿部浩之。前節はチャンスメイクで勝利に貢献した仕事人には、フィニッシャーとしても期待したい。

札幌はMF金子拓郎の2ゴールで湘南ベルマーレを退け、ホームでは第7節以来となる勝ち点3。J1におけるホーム通算50勝も達成した。取り戻した自信を胸に、第3節以来の2連勝、そしてペトロヴィッチ監督にJ1通算199勝目をプレゼントしたいところだ。

19:30 セレッソ大阪 vs 湘南ベルマーレ（J1）

ここ5試合で1勝4敗と失速傾向にある3位セレッソ大阪は、5連敗中の最下位・湘南ベルマーレとホームで対戦する。

前節名古屋グランパスに敗れたC大阪は今季2度目の2連敗。名古屋戦では1失点だったものの、5試合で計10失点と守備に綻びが見えているのは気がかりだ。湘南に対しては過去10試合で9勝1分け。直近3試合はクリーンシートを達成しており、堅守再建のきっかけにしたい。

湘南は北海道コンサドーレ札幌に1-2で惜敗。MF金子大毅がチームにとって5試合ぶりとなる得点を決めたものの、連敗脱出とはならなかった。一方でMF梅崎司が今季初めてピッチに立ち、J1通算300試合出場を達成。7月22日以来のホームゲーム2勝目へ向け、ベテランの復帰は追い風となるはずだ。

順位表

※第21節終了時点（暫定順位）。尚、ACLにより前倒しとなった試合分も反映

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