明治安田生命J1リーグ第24,28節 放送日程・見どころ
10月24日
第24節
14:00 北海道コンサドーレ札幌 vs 横浜FC（J1）
勝ち点24で並ぶ14位の北海道コンサドーレ札幌と、13位横浜FCがぶつかる一戦だ。
鹿島アントラーズからホームでは2001年以来となる勝ち点3をもぎ取った札幌。今節は第3節以来の連勝、そしてミハイロ・ペトロヴィッチ監督のJ1通算200勝がかかった大事な一戦だ。外国人指揮官としては初の偉業に向け、ホームでアグレッシブな戦いを期待したい。
横浜FCは前節FC東京にJ2時代を通じリーグ戦初勝利。一方で今季チームトップスコアラーのMF松尾佑介が、左肩の脱臼で長期離脱を余儀なくされてしまった。左サイドの絶対的な翼を欠く中で、どのように札幌ゴールに迫るのか。下平隆宏監督の采配に注目が集まる。
14:00 鹿島アントラーズ vs サンフレッチェ広島（J1）
アウェー3連戦を2勝1敗で終えた6位の鹿島アントラーズは、10位サンフレッチェ広島を迎え撃つ。
鹿島は水曜日に行われたヴィッセル神戸戦で3-1の完勝。久しぶりの先発起用に応えたFW上田綺世が先制ゴールをマークするなど、充実の内容でホームに戻ってきた。広島に対しては今季の第1節に敗れ出鼻をくじかれただけに、今度は雪辱を果たしたいところだ。
対する広島も前週神戸を破っており連勝をかけた一戦。FWレアンドロ・ペレイラを出場停止で欠く前線は、前節欠場した永井龍、ドウグラス・ヴィエイラが間に合うかどうかが鍵を握りそうだ。鹿島に対しては直近5試合で3勝2分けと相性が良く、シーズンダブルに期待がかかる。
14:00 名古屋グランパス vs ベガルタ仙台（J1）
2連敗中の5位名古屋グランパスは、13試合勝利のない18位ベガルタ仙台と対戦する。
アウェーで連敗を喫した名古屋は中2日での一戦。21日の横浜F・マリノス戦では主力選手に疲労の色が見え、1点差のスコア以上に課題が残る試合となった。鍵を握るのは体を張ったポストプレーからアシストを記録したFW山﨑凌吾。前線で起点となれる187cmの長身FWに注目しよう。
対する仙台は前節、苦手の浦和レッズに0-6の大敗。その中にあって最後まで集中を切らさずビッグセーブを見せたGKヤクブ・スウォビィクの孤軍奮闘ぶりが目を引いた。3試合連続無得点と沈黙する攻撃陣は、守護神の頑張りに応えるゴールを奪えるか。
16:00 ガンバ大阪 vs 柏レイソル（J1）
好調の4位ガンバ大阪は、リーグ屈指の攻撃陣を擁する8位柏レイソルと対戦。持ち味の異なるチーム同士の激突は見応えのある試合が予想される。
G大阪は前節大分トリニータを1-0で下して4位浮上。連続不敗は8試合まで伸びた。鉄壁の守備陣を支えているのは大卒2年目のDF高尾瑠だ。昌子源が欠場した大分戦では、ゴールライン上で間一髪のクリアを見せチームに勝ち点3をもたらした。J1通算300試合出場に王手をかけたMF倉田秋にも注目しよう。
前節湘南ベルマーレに逆転負けを喫した柏は、MF三原雅俊が出場停止。中盤の潤滑油を欠いて臨む一戦だが、今季はG大阪に対して公式戦で2戦2勝と得意にしている。いずれの試合でもゴールをマークしたFWオルンガに加え、MF江坂任も通算4得点と相性抜群。上位陣に食らいつくためには是が非でも勝ち点3が欲しい。
17:00 浦和レッズ vs セレッソ大阪（J1）
調子の上向いてきた9位浦和レッズが、2位のセレッソ大阪を埼玉スタジアムに迎える。
前節はベガルタ仙台に6-0で圧勝した浦和。マルティノス、汰木康也の両サイドハーフが機能し、ようやく歯車が噛み合ってきた。今節は汰木の背後を献身的にサポートしてきたDF宇賀神友弥が出場停止。上位のC大阪を相手に自分たちのサッカーが通用するのか、現在地を知るための一戦となる。
対するC大阪は前節今季最多の4ゴールで横浜F・マリノスを撃破。FW奥埜博亮とともに2ゴールをマークして連勝をもたらしたのがFW豊川雄太だ。浦和に対しては8月のルヴァンカップでC大阪移籍後初ゴールをマーク。2005年以来となるシーズンダブルを狙う上で鍵を握りそうだ。
第28節
15:00 FC東京 vs 横浜F・マリノス（J1）
アジアチャンピオンズリーグ（ACL）を戦う両チームが前倒しで対戦する第28節のカード。3位のFC東京と7位横浜F・マリノスによる注目の対戦だ。
8月から連戦が続いていたFC東京にとっては、待ちに待った1週間のインターバル。ルヴァンカップ決勝、ACLが待ち受ける11月に向け、ネジを巻き直したい一戦となる。ホームでの横浜FM戦では、過去2シーズン4-2、5-2と得点を量産中。FWディエゴ・オリヴェイラに久々のゴールは生まれるか。
横浜F・マリノスは21日の名古屋グランパス戦に快勝を収め、前節喫した大敗のショックを払拭。決勝点もマークしたMF渡辺皓太が中心となり、主体的にボールを動かした。中2日で挑む今節は名古屋戦を欠場したFWジュニオール・サントスに期待。堅固なFC東京の最終ラインを崩すことができるか。
10月25日
第24節
14:00 サガン鳥栖 vs 湘南ベルマーレ（J1）
21日にスコアレスドローで勝ち点を分け合った15位サガン鳥栖と16位湘南ベルマーレが中3日で再戦。舞台を駅前不動産スタジアムに移して激突する。
勝ち星から7試合遠ざかる鳥栖は、今季11度目の無得点に終わり得点力不足を解消できず。MF原川力の不在も響き、攻撃に迫力を欠いた。一方で守備陣が7試合ぶりとなる無失点を記録したことは収穫。9月から続いた連戦のラストを勝利で飾り、サポーターと喜びを分かち合いたい。
対する湘南は水曜日の試合で大黒柱のFW石原直樹が負傷交代。最下位を脱出したものの、不安を抱えてアウェーに乗り込む。今節の注目選手はJ1通算200試合出場に王手をかけたMF茨田陽生だ。攻撃のリズムに変化をつけられる高いパスセンスには期待が集まる。
順位表
※第23節終了時点（暫定順位）。尚、ACLにより前倒しとなった試合分も反映
| 順位 | 点 | 勝 | 分 | 敗 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 川崎フロンターレ | 65 | 21 | 2 | 1 | ＋49 |
| 2 セレッソ大阪 | 48 | 15 | 3 | 6 | ＋11 |
| 3 FC東京 | 47 | 14 | 5 | 7 | ＋10 |
| 4 ガンバ大阪 | 45 | 14 | 3 | 6 | ＋8 |
| 5 名古屋グランパス | 42 | 13 | 3 | 8 | ＋11 |
| 6 鹿島アントラーズ | 42 | 13 | 3 | 9 | ＋6 |
| 7 横浜F・マリノス | 41 | 12 | 5 | 10 | ＋10 |
| 8 柏レイソル | 37 | 11 | 4 | 8 | ＋10 |
| 9 浦和レッズ | 37 | 11 | 4 | 9 | −3 |
| 10 サンフレッチェ広島 | 34 | 10 | 4 | 8 | ＋8 |
| 11 ヴィッセル神戸 | 33 | 8 | 9 | 10 | −2 |
| 12 大分トリニータ | 29 | 8 | 5 | 11 | −9 |
| 13 横浜FC | 24 | 7 | 3 | 13 | −15 |
| 14 北海道コンサドーレ札幌 | 24 | 6 | 6 | 12 | −18 |
| 15 サガン鳥栖 | 20 | 4 | 8 | 11 | −10 |
| 16 湘南ベルマーレ | 13 | 3 | 4 | 16 | −19 |
| 17 清水エスパルス | 13 | 3 | 4 | 17 | −23 |
| 18 ベガルタ仙台 | 13 | 2 | 7 | 13 | −24 |
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