2020明治安田生命J1リーグ第34節見どころ ｜ 日程・放送予定・順位表

明治安田生命J1リーグ第34節 放送日程・見どころ

12月19日

14:00 ベガルタ仙台 vs 湘南ベルマーレ（J1）

最下位を脱出した16位のベガルタ仙台は、17位の湘南ベルマーレをホームに迎える。

前節は清水エスパルスとの撃ち合いを制し、今季初めての連勝を達成した仙台。最終節は今季17試合目でのホーム初勝利がかかる一戦となった。ピッチの内外で厳しい逆風に晒された2020年だったが、白星で締めくくることができるだろうか。

対する湘南は前節大分トリニータに逆転負けを喫して6試合未勝利。今節乗り込むユアテックスタジアム仙台では過去3分け3敗と勝ちがなく、J2時代を含めても2勝5分け13敗と苦手にしている。昨季まで3シーズン仙台でプレーしたFW石原直樹を軸に鬼門を突破し、今度こそJ1通算150勝を達成したい。

14:00 鹿島アントラーズ vs セレッソ大阪（J1）

5位・鹿島アントラーズと4位・セレッソ大阪の直接対決。4位まで可能性があるAFCチャンピオンズリーグ（ACL）出場圏内をかけた大一番だ。

ACLの切符をつかむためには勝利が絶対条件の鹿島。最下位に沈んでいたシーズン序盤から巻き返しを果たし、ザーゴ体制の集大成ともいえる一戦だ。アジアへの扉を開くべく、2試合連続の2ゴールと絶好調のFW上田綺世にボールを届けたい。

対するC大阪は前節のサガン鳥栖戦で敗れ、3位浮上に失敗。ACL出場権争いとともに、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の最終戦となる今節は、絶対に負けるわけにはいかない。鹿島に対しては6連敗中と苦手にしている中、意地を見せられるか。

14:00 浦和レッズ vs 北海道コンサドーレ札幌（J1）

4試合勝ちのない10位・浦和レッズは、13位・北海道コンサドーレ札幌をホームに迎える。

前節はFW興梠慎三が9年連続の二桁得点を達成したものの、川崎フロンターレに質の違いを見せつけられた浦和。大槻毅監督の最終戦となる今節、期待がかかるのはFW杉本健勇だ。札幌との前回対戦で2ゴールをマークしたものの、今季はその2得点のみ。振るわない成績となってしまったホームで爪痕を残したい。

4試合ぶりの白星を目指す札幌は、DF田中駿汰、MF金子拓郎、MF高嶺朋樹の大卒ルーキーに注目。過密日程が続いた中でコンスタントに出場を重ね、充実した1年目となった。赤黒の未来を担う頼もしき3人の活躍で、引退のMF早坂良太、DF石川直樹を気持ちよく送り出したい。

14:00 柏レイソル vs 川崎フロンターレ（J1）

7位の柏レイソルは、ホームに今季覇者・川崎フロンターレを迎える。

最終戦の相手は王者・川崎F。年明けにYBCルヴァンカップ決勝を控える柏にとっては、自分たちのサッカーを突き詰める上でこれ以上ない相手だ。フロンターレの快進撃とともに、今季のJ1を象徴する存在となったのはFWオルンガ。27ゴールを積み上げたストライカーの爆発となるかどうか注目だ。

川崎Fは前節、ホーム最終戦で3-1の逆転勝利。FW三笘薫が新人最多記録に並ぶ13得点目、チームはJ1のシーズン得点記録を塗り替えるなど、またも新たな歴史を刻んだ。圧倒的な強さで独走した今季を白星で締めくくり、MF中村憲剛のJリーグラストマッチを飾りたい。

14:00 FC東京 vs ヴィッセル神戸（J1）

6位のFC東京は12位のヴィッセル神戸との対戦。ともに今季公式戦44試合目となり、過酷なスケジュールを戦い抜いた両チームの一戦だ。

久々のリーグ戦となった12日のサンフレッチェ広島戦で、1-0の完封勝利を収めたFC東京。若手中心で臨み、未来を照らす勝ち点3をもぎ取った。総力戦で乗り切ったリーグ最終戦を飾り、年明けに控えるルヴァンカップ決勝に向けて弾みをつけられるか。

ベスト4で涙をのんだACLから帰ってきた神戸は、約1ヶ月ぶりのリーグ戦に臨む。MFアンドレス・イニエスタの長期離脱が発表された中で、こちらも伸び盛りの若手がアピールを狙う場となりそうだ。敗れれば6連敗となるだけに、敵地で最終戦を飾りたい。

14:00 横浜FC vs 横浜F・マリノス（J1）

6試合未勝利が続く15位・横浜FCは9位の横浜F・マリノスとのダービーマッチに臨む。

前節はFW三浦知良が自身の最年長出場記録を更新したものの、ガンバ大阪に敗れた横浜FC。16位のベガルタ仙台が勝ち点3差に迫っており、下平隆宏監督の掲げる「15位以内」死守に向けて負けられない一戦だ。ここ6試合でわずか3得点と元気のない攻撃陣の奮起に期待しよう。

先月18日以来のリーグ戦に臨む横浜FMは、外国籍5選手が最終節を前に一時帰国。横浜ダービーにはこれまでと違ったスカッドで臨むことになった。今季のチーム総得点は優勝した昨季に並ぶ68。4-0で大勝した前回対戦を再現するようなアタッキングサッカーで矜持を示したい。

14:00 名古屋グランパス vs サンフレッチェ広島（J1）

ACL出場権争いに身を置く3位の名古屋グランパスは、8位のサンフレッチェ広島と対戦する。

勝てば3位が確定する名古屋にとって大事な一戦だ。直近の横浜FC戦では判定にも泣き、スコアレスドロー。中6日とコンディション面で優位に立つ最終節、自力でアジアへの切符をつかみ取れるか。GKランゲラックが、J1新記録となる年間17試合目のクリーンシートを達成するかどうかも見どころだ。

中2日の広島は、雪が舞う中で行われた前節の柏レイソル戦に敗れて2連敗。無得点も2試合連続と、レアンドロ・ペレイラ不在の攻撃陣に課題を残した。一方で名古屋に対しては先月11日のホームゲームで2-0と快勝。良いイメージを大事にしながら、アウェーでも堅守を攻略したい。

14:00 ガンバ大阪 vs 清水エスパルス（J1）

2位フィニッシュが確定したガンバ大阪は、ホーム最終戦に18位の清水エスパルスを迎える。

前節横浜FCに快勝したG大阪は、来季のACL出場権に加えて天皇杯出場権を獲得。故障者が続出する状況でも、当面の目標をしっかりと達成した。今節の見どころはG大阪U-23で結果を残した若手選手たち。ホームのサポーターの前で躍動する姿を見せたいところだ。

清水は前節のベガルタ仙台戦に敗れ、最下位に転落。引退を発表したDF吉本一謙も途中出場を果たしたものの、ホーム最終戦を飾ることができなかった。G大阪に対してはリーグ戦で4連敗中。ボールを保持する展開が予想される中で、強固なブロックを突破できるか。

14:00 サガン鳥栖 vs 大分トリニータ（J1）

14位のサガン鳥栖は11位・大分トリニータとの九州ダービーに臨む。

前節は後半終了間際にカウンターからFWチアゴ・アウベスの決勝ゴールが生まれ、5試合ぶりの白星をマークした鳥栖。前半で2人の負傷交代を余儀なくされたものの、4位のセレッソ大阪を相手に見事な戦いを披露した。第19節を最後に7試合勝利のないホームゲームで、今度こそ勝ち点3をつかみ取れるか。

対する大分も前節、湘南ベルマーレを下して6試合ぶりの白星。クラブのJ1通算100勝に王手をかけた。鳥栖との前回対戦ではMF田中達也が2ゴールをマークして勝利に貢献。ここ9試合複数失点がなく、守備の安定した鳥栖に対して28歳のドリブラーが鍵を握りそうだ。

順位表

※第33節終了時点

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