バルセロナは30日、大手投資会社シックス・ストリートにテレビ放映権の一部を売却することで合意に至ったと発表した。
バルセロナはラ・リーガのテレビ放映権10%を、向こう25年間シックス・ストリートに売却することで合意した。シックス・ストリートの最初に支払う額は2億750万ユーロ(約294億円)。これによりバルセロナは2021-22シーズンに2億6700万ユーロの資本利得を獲得し、損失なしで同シーズンを終えることになる。
バルセロナは今夏の移籍市場で、チャビ・エルナンデス監督が求めている競争力のある陣容構築を実現すべく、この放映権売却のほかバルサライセンシング&マーチャンダイジング(BLM)の49.9%の売却も進めている。テレビ放映権とBLMの一部売却は、今月16日のソシオ(クラブ会員)臨時総会でソシオから承認を受けている。
なお、アメリカのサンフラシスコに本拠を構えるシックス・ストリートは、先月にはレアル・マドリードとサンティアゴ・ベルナベウの20年間の営業権30%を、スポーツ及びエンターテインメント興行を取り扱う企業レジェンズとともに取得。レアル・マドリードは代わりに3億6000万ユーロ(約510億円)の収入を得ていた。シックス・ストリートはそのほか、NBAのサンアントニオ・スパーズも20%保有しているなど、スポーツ興行と深くつながっている。
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