3年前の夏、ユヴェントスの守備陣を担うべき有望な逸材としてトリノへやって来たデ・リフト。だが23歳を迎える今夏、イタリアでの冒険は終わりを迎えようとしている。オランダ人DFの獲得に乗り出しているバイエルン・ミュンヘンの代表として、ユヴェントスOBでもあるハサン・サリハミジッチSDが11日にもトリノに到着し、ブンデスリーガ移籍へ向けてユヴェントスとの合意を目指す。
デ・リフトのバイエルン移籍の条件は?
今夏、デ・リフトが移籍の意思を示したことを受け、ユヴェントスは放出の条件について考えを明確にしてきた。移籍金は、契約解除条項に定めた違約金1億1500万ユーロ(約160億円)にかなり近いものでなければならず、可能であれば現金での取引を求めていた。
選手本人が移籍を強く望んだことで、評価額はやや下がったものの、チェルシーやバイエルンなど、ヨーロッパを代表するビッグクラブが関心を寄せている背景もあり、ユヴェントスは現在に至るまで、相場に見合わない8000万ユーロ(約111億円)未満のオファーを拒否してきた。
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