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子どもたちの“夢”に対する質問に内田氏が伝えた言葉とは。「僕はずっとなろうと思ってサッカーをやっていたわけではない」 | 内田篤人のFOOTBALL TIME

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子どもたちの“夢”に対する質問に内田氏が伝えた言葉とは。「僕はずっとなろうと思ってサッカーをやっていたわけではない」 | 内田篤人のFOOTBALL TIME(C)DAZN
【欧州サッカー・ニュース】DAZNの『Atsuto Uchida's FOOTBALL TIME #92』では、夏休みキッズウィーク企画として内田篤人氏がスタジオを飛び出してU-12世代のサッカークラブを指導。質問コーナーでは、内田氏が子どもたちからの質問に対して熱い思いを語った。
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内田氏がスタジオを飛び出し、U-12年代の選手を指導した今回の企画。練習を終えた後には子どもたちからの質問コーナーが始まり、内田氏は真摯に一つひとつの問いに耳を傾け、自身の見解を口にした。

例えば、「プレーする中でこだわっていたことは?」という質問に関しては、「プロが見ても上手い、いいところを見ているなというプレーをしたかった」と返答。その理由をこう説明した。

「応援してくれる人が『おお』と言ってくれるのもすごく嬉しいけど、相手のベンチに座っている選手が『内田すごいな』と反応してくれるのが嬉しかった。コーチがよかったね、対戦相手があの子うまいよねと言ってくれるようなプレイヤーになってほしい。みんなサッカー選手になりたいと言うけど、それは少し違う。選ばれるもの。なりたいと言って、サッカー選手はなれるものではない。Jリーグのスカウトが君がほしいと選んでくれる。そのためにはその人たちを納得させるだけうまくならないといけない。みんなそこは厳しいけど、サッカー続けていくなら頑張ってほしい」

最後に「夢を叶えるためには」という質問を受け、内田氏は子どもたちの夢を聞きながら「内田コーチの小さい時の夢は東京ヴェルディに入ってキングカズになると書いた」と主張。その上で内田氏なりの解答を子どもたちに伝えた。

「もしサッカー選手になりたければ、夢を叶えるためにサッカーを続けていく。でも、苦しいな、嫌だけど練習に行こうかなと思っていたら、多分その夢は違うと思う。僕はサッカー選手になれたのは、なろうと思ってサッカーを始めたけど、ずっとなろうと思ってサッカーをやっていたわけではない。楽しくて楽しくて朝も早く起きて、みんなとやって行った結果、プロになれた。努力しよう、何かを頑張ろうと思わなくていい。普通に生活してサッカーにのめり込んだ方がいい。そしたら結果的になれましたというのが理想的だと思う」

サッカー論だけでなく人生論まで子どもたちに伝えた内田氏。このひと夏の経験は子どもたちに大きな影響を与えたことだろう。

内田篤人のFOOTBALL TIME

配信:DAZN 配信日:毎週木曜
出演:内田篤人、野村明弘※敬称略

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