3年ぶりに青黒に帰ってきたストライカーは、苦しんでいるチームの救世主になれるか。今回の『Jリーグプレビューショー』では、今夏にガンバ大阪への復帰を決めたFW食野亮太郎が古巣復帰の思いを語った。
2019年に中学生の頃から在籍していたG大阪を離れ、イングランドの名門・マンチェスター・シティに移籍。しかしその後は、ハーツ(スコットランド)、リオ・アヴェ(ポルトガル)やエストリル(ポルトガル)と毎年ローン移籍を繰り返し、そして今夏に3シーズンぶりに日本への復帰を決めている。
「3年前に急遽移籍させてもらいましたが、やり残したことは多かった。タイトルを獲得するという思いで決めた。そこに対する思いは人一倍強いものがある」。
そう古巣復帰を決めた思いを語る食野。ただG大阪はここまで降格圏の16位に低迷。特に1試合平均得点数が、「1.0」とVゴールが廃止された2003年以降ではクラブワースト2番目の数字で、今夏に食野の他にもFW鈴木武蔵を獲得している動向を見ても、得点力の向上が浮上へのカギを握っている。
欧州で過ごした3年間で「ヨーロッパサッカーはタフで身体能力の高い選手が多い中で、”ためを作る”、”ボールを隠しながら前を向く”ところは成長できた」と自負。その上で「チームを前進させる役割を担うことができる」と意気込みを語るが、一方で佐藤寿人氏は、「よりフリーな状況で食野選手に預けるというところをチームとして作れないといけない。全体で食野選手の良さを出すことが大事になる」と強調。チームとして食野をどう輝かせるのかが最大のポイントだ。
今節は、同じく残留争いに苦しむ15位・清水エスパルスとの直接対決。「本当にここは負けられないし、僕たちはホームで戦える。何がなんでも勝ち点3をとって残りのリーグ戦に弾みをつけたい」と6ポイントゲームへの強い意気込みを語る食野は、「ゴールやアシストでチームに貢献したい」と語る言葉通りのプレーで青黒を救う存在となれるか。今週末の活躍に注目だ。
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