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明治安田J1リーグ

【動画】鳥栖対名古屋で起きた藤田直之のスライディングタックルに対する事象を検証。「十分レッドカードに該当する」| Jリーグジャッジリプレイ

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【動画】鳥栖対名古屋で起きた藤田直之のスライディングタックルに対する事象を検証。「十分レッドカードに該当する」| JリーグジャッジリプレイDAZN
【国内サッカー・ニュース】『2022 Jリーグジャッジリプレイ#21』では、明治安田生命J1リーグ第25節・サガン鳥栖対名古屋グランパスの68分の場面をピックアップし、鳥栖のMF藤田直之の足裏を見せたタックルはノーファウルで妥当だったのかを検証。Jリーグウォッチャーの平畠啓史氏と審判ゲストの家本政明氏、元日本代表MFラモス瑠偉氏が見解を述べた。
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議論の対象となったのは68分のシーンだ。

名古屋のスローインを鳥栖のDFファンソッコがカットすると、このボールに両チームの選手が競り合って、さらにこぼれ球に駆け寄ったところで二人の選手が交錯。主審はMF藤田直之に対するMF稲垣祥のファウルをとり、カードも提示しようとした。

ただ、この判定に名古屋の選手が猛抗議。確かにリプレイで見ると、足の裏を見せてタックルしに行った藤田の右足が稲垣の右足脛あたりに当たっており、ファウルにすべきは藤田のプレーのようにも見える。しかし、VARの介入はなく、主審は当初出そうとしていたように稲垣にイエローを出したが、この判定が妥当であったかを検証した。

この一連のプレーに関して平畠氏は、「見る限り、藤田選手は結果的に足の裏で行っているような感じになってしまった」と述べつつ、「僕の印象的には藤田選手のファウルかなという気がする。レッドが出る可能性はあるかなという気がしました」と意見を口にした。

それに対してラモス氏は「思いっきり退場です。一発退場」とバッサリ。「稲垣選手が抑えながらボールを蹴ろうとした中で、藤田選手の方が勢いでもろに足の裏で入っている。ものすごく危険なプレーだと思う。私がレフェリーなら一発退場だね」と見解を述べ、このシーンで藤田のプレーがファウルとならず、稲垣にイエローが出たことについては「それはレフェリーも退場だよ」と語り、それほど危険なプレーであったと主張した。

最後にラモス氏は「もちろん相手を怪我させる気持ちは藤田選手にはないと思うけど、残念だが、試合の流れや熱さもある中で彼のファウルで一発退場だと思います」と結論を述べている。

両者の意見を聞いた家本氏は、まず主審の懲戒処置という競技規則第5条の項を説明(同時に二つ以上の反則が起きた時は、罰則、プレーの再開、負傷の酷さ、戦術的影響の面から、より重いものを罰則する)。その上で、このシーンを解説した。

「どちらかが先にボールに触れたかで言うと、藤田選手が足の裏で突いているのは事実。ほぼ3~4mくらいの距離の中で、中間よりやや藤田選手側にボールがこぼれるわけですが、助走をつけて飛び込みます。この時、稲垣選手は相手に危険なものを向けない配慮があるんですけど、残念ながら藤田選手は相手の安全には全く配慮のない体勢になっています。意見として膝が曲がっているという意見があるかもしれませんが、当たった瞬間は真っ直ぐ伸びています。当たった後の衝撃で膝が曲がります。違う話で言えば、稲垣選手は普通膝が曲がったコンタクトならばその場にいるはずですけど、その力によって稲垣選手は横回転するくらい振られている。それくらいダメージがあると。

そこを考えたときに、藤田選手は相当レッドカードに近い行為なので、FKは鳥栖ではなく名古屋に与えられる。懲罰は僕も藤田選手の行き方は十分レッドカードに該当する、70~90%の間くらい、十分レッドカードとして判断できますよねというチャレンジになっているので、ここは藤田選手にはレッドカード。また稲垣選手のコンタクト、勢いをどう解釈するかで、稲垣選手にもイエローカードが出る可能性はあります」

また家本氏は「アンラッキーなことにヘディングで溢れた時にレフェリーの方にボールがきてしまう。それでレフェリーは邪魔だなと思って下がりながら稲垣選手の方に逃げていく。そうするとレフェリーの意識は自分が逃げることに意識が行き、プレーを見極めることへの意識が下がってしまう。その時に藤田選手の動きが視野に入ってきて、稲垣選手の認識が薄くなる。だから、藤田選手がボールに行き、稲垣選手がガッといっているので、藤田選手の足がどうこうという認識がない。稲垣選手が遅れていったという認識なのでFKになっている」と、なぜその判定ができなかったのかという点を説明。続けて主審の判定を「理解できなくない」としつつ、「他のレフェリーが何をやっていたかというと、この状況を冷静に見ているので藤田選手がスパイクの裏で稲垣選手のところに行ったことは十分見えていると思う」と語り、現場のレフェリー陣でディスカッションすべきだったと意見を述べている。

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