敵地で行われたヴェローナとの開幕節において、5-2と逆転勝利を収め、圧倒的な攻撃力を示したナポリ。日本時間22日、ホーム開幕戦で昇格組のモンツァを迎えると、FWロレンツォ・インシーニェの後釜のMFフヴィチャ・クヴァラツヘリアがドッピエッタ(1試合2得点)を挙げたほか、DFカリドゥ・クリバリの後継者として期待を受ける韓国代表DFキム・ミンジェもセリエA初ゴールをマークし、4-0と実力の差を示した。
「チームは非常に良い試合を見せてくれた。序盤にいくつかのチャンスを活かすことができなかったが、試合開始からゲームを支配していた。自分たちの進むべき道を理解している手ごわい相手ではあったが、我々の方が力は上だった。それでも試合は決して簡単ではなかったと言えるだろう」
新加入のクヴァラツヘリアは、ヴェローナ戦と合わせて3ゴールを奪ったが、スパレッティはジョージア代表MFがナポリでのプレーに緊張を感じていることを明かした。
「クヴァラは、1対1に優れ、ゴールへの道筋を見出すことができる素晴らしいクオリティを持った選手だ。さらに右でも左でも蹴れるので、より多くの選択肢を持っている。今日もかなり緊張していたが、要求の多いナポリのファンを満足させなければならず、責任の重みを感じるのだろう。だが穏やかな気持ちになるためには、すぐにゴールを挙げられたことは良かったと言える」
ナポリでの3年目を迎えたFWヴィクター・オシムヘンもエースとしての責任を感じている。この日、1ゴールをマークしたナイジェリア代表FWは84分にピッチを去った際、積極的な攻撃を仕掛けるのを止めたチームに不満を見せた。
「オシムヘンがチームメートにいらだっていたって? 彼とは交代した時に話をしたが、あの時は大差をつけて勝っていたわけで、チームはやるべきことをやった。モンツァに対して高い位置でプレッシャーをかけに行けば、バランスが崩れ、カウンターからゴールを奪われるリスクがある。カウンターを回避し、3-0のままで試合を終えるために、バランスを保ったままプレーをすることも受け入れるべきだろう」
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