全北現代 対 浦和レッズ の見どころ
ACL東地区の代表を決める準決勝の火蓋が切って落とされる。ここまでコマを進めてきたのは韓国の全北現代と日本の浦和。ともに二度の優勝を誇る強豪が、決勝への切符を賭けて埼玉スタジアムで激突する。
ホームアドバンテージもあり、ここまで一挙開催のノックアウトステージを素晴らしい結果で勝ち進んできたのが浦和だ。マレーシアのジョホール・ダルル・タクジム、タイのパトゥム・ユナイテッドを相手にしっかりと力の差を見せつける形で大勝。過密日程を考慮しながら早めの交代策を打つなど、決勝進出に向けての余念がない。また、やはりホームの利も大きい。選手たちの口からも言葉が出てきているように、多くのサポーターの声援を背に受けながら試合に挑むことができるのは大きなアドバンテージとなっている。準決勝でもたくさんのサポーターが集まることでチームを後押ししたいところだ。
チームとしては油断せず全北現代戦に向かいたいところ。ここまでの2試合はそこまで苦しまずに勝ってきたが、これまで以上に難しい時間帯も増えてくるだろう。そういった時にいかに相手の攻撃に耐えるかもポイントになる。攻撃陣は好調なだけに、チーム全体で失点をゼロにしていくことが勝利への鍵となる。そして、韓国勢との戦いということを考えても、気持ちや球際の勝負で相手に勝ることが非常に大きな意味を持つ。攻守に圧倒することで決勝に進んでいきたい。
一方、昨季のKリーグ1王者である全北現代は、ラウンド16で120分間の死闘を戦い抜き韓国勢対決を制すと、準々決勝でも日本のヴィッセル神戸と延長戦までもつれる展開に。最後は自力を見せて勝ち切ったが、2試合続けて120分間を戦ってきたことは、かなりチームとしてダメージがあることが予想される。今回の浦和戦も消耗している中で、いかに効率よく戦っていくかが求められそうだ。
とはいえ、浦和にとって侮れない相手であることは間違いない。全北現代も浦和同様にACL優勝経験のあるチーム。2016年以来の優勝を目指し、強いメンタリティーを持って挑んでくることだろう。チームには主将のDFキム・ジンス、左サイドハーフのMFキム・ボギョンといったJリーグ経験者もおり、日本勢との戦い方も熟知している。そういった相手に対して、しっかりと我慢強く戦いながらゲームを進めていきたいところだ。
決勝の舞台に進めるのは勝者のみ。大一番は25日19時半にキックオフする。
ACL東地区準決勝 対戦カード一覧
日時 | 試合 | 解説・実況 |
---|---|---|
8月25日(木) 19:30 | 全北現代モータース vs 浦和レッズ | 解:水沼貴史 実:野村明弘 イ:福田浩大 |
関連記事
● ACL 2022 | 放送予定・試合日程・順位 | AFCチャンピオンズリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?