前節のナポリとのビッグマッチにおいて1-2と逆転負けを喫したラツィオ。日本時間12日、ホームのスタディオ・オリンピコにヴェローナを迎えると、FWチーロ・インモービレおよびMFルイス・アルベルトの得点により2-0とリーグ戦3試合ぶりの勝利を収めた。
だがラツィオが1-0でリードしていた終盤、指揮官のサッリがピッチ内の選手の接触を巡ってヴェローナのフランチェスコ・マロックSD(スポーツディレクター)と口論に発展。中指を突き立てるジェスチャーを見せた。ラツィオ指揮官はカードによる処分を免れたものの、試合後の会見で弁明した。
「すべて誤解は解いた。マロックは昔からの知り合いなので、私に対して『席に戻れ』と言っているのだと思い、腹が立った。だが実際には『落ち着け』と言っていたことが分かり、2人で笑い合った」
またサッリは『ダゾーン』のインタビューに応じると、チームのパフォーマンスを分析した。
「難しい相手との難しい試合だったので満足している。こうした試合においては、早めに先制点を挙げないと、複雑になってしまい、我慢が必要になる。今日はピッチもローマの街にふさわしくない状態だった。そうなると通常よりもボールタッチが増えてしまい、さらに難しくなってしまう」
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続いて68分にMFセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチのアシストから先制弾をマークしたインモービレもインタビューに応じ、苦しながらも勝ち取った勝利を喜んだ。
「ゴールに慣れるということはない。ファンの歓声で解放されたように感じた。なかなかゴールをこじ開けることができずに苦しんでいたが、僕ら自身も期待していたような成長の証を見せることができたと思う。ミリンコヴィッチとルイス・アルベルトは並外れた選手だ。僕のゴールは2人と分け合うべきものだ。妻と同じくらい僕のことを理解してくれる2人のおかげで、自分の能力を最大限に発揮できる」
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