J1リーグでは、18日に国立競技場で行われたFC東京対京都サンガにおいて、FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022の主審候補入りを果たした山下良美審判員がJ1の試合で女性として初めてデビューを飾ったが、イタリアのセリエAにおいても、今週末、初めて女性主審が笛を吹く見通しとなった。
イタリア審判員協会(AIA)は現地時間28日、セリエA第8節の10試合を担当する主審を発表。2日のサッスオーロ対サレルニターナに、31歳の女性審判員マリア・ソーレ・フェリエリ・カプーティ氏を割り当てた。AIAのアルフレード・トレンタランジェ会長は、「セリエA初の女性主審の誕生に感動し、満足している。歴史的瞬間だ。マリア・ソーレは自身の能力でセリエAデビューを勝ち取った。また我々も力を入れてきた女性審判員1700人による活動の成果でもある」と述べた。
フェリエリ・カプーティ氏は、1990年生まれでリヴォルノ出身。これまでにセリエC23試合、セリエB3試合およびコッパ・イタリアの1試合で主審を務め、セリエAでは第3節のモンツァ対ウディネーゼで第4審を担当した。10月11日から30日にインドで開催されるU-17女子ワールドカップの主審にも選出されている。
また『Sky Sport』によれば、フェリエリ・カプーティ氏は、労働関連の研究機関において研究者として活動するほか、ベルガモ大学の博士課程にも在籍することが伝えられている。
放送・配信予定
- サッスオーロ vs サレルニターナ
- 配信:DAZN
- キックオフ:2022年10月2日(日)日本時間22:00
- 会場:マペイ・スタジアム
関連記事
● 【インタビュー】サッスオーロの注目の若手フラッテージが語る「デ・ロッシはいつも励ましてくれた」 | セリエA
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。