UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグAグループ3において、ドイツやイングランドら強豪チームを退け、グループ首位で来年6月のファイナル4進出を決めたイタリア。指揮官のロベルト・マンチーニは、ヨーロッパの大会における目標達成に喜ぶ一方、FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022出場を逃した悔しさは拭えていない。ローマで行われたソーシャル・フットボール・サミットにおいて心境を明かした。
「直近の2試合において重要な2勝を挙げ、良い時期を過ごせている。だがまだ、W杯の出場権を逃したことが頭を離れず、まだ考えてしまう。残念ながら12月まで苦しむことになるだろう。敗北に向き合わなければならないが、予選敗退はまったく我々に見合わないものだった。我々がW杯に出場できないなんて、ふさわしくなかったはずだ」
日本時間24日のUNL第5節では、イングランドに1-0と勝利を収めたイタリア。マンチーニは、W杯優勝候補と予想するギャレス・サウスゲートのチームから白星をもぎ取ったことに胸を張りつつ、自身は4年後のカナダ・メキシコ・アメリカ合衆国共同開催大会での世界制覇へ意欲を見せた。
「イングランドやハンガリーのような強力な2チームを倒した誇りもある。イングランドのトップチームは並外れていて、W杯で優勝する可能性もあるだろう。ハンガリーも非常にフィジカルの強いチームだった。代表チームにおいては、多すぎるほどの失望を味わってきたが、近年、(EURO優勝や無敗記録など)結果とタイトルも手にしている」
「北マケドニア戦の後は、何が上手く行かなかったのかを理解しようと努めた。W杯出場権は逃してしまったが、みんなからの信頼が感じとれたのでチームには残ることを決めた。代表監督の仕事は喜びをもたらしてくれるものだ。2026年には、W杯優勝を目指したい。代表の門戸は全員に開かれている」
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