バルセロナのシャビ監督が、インテル戦を振り返った。
バルセロナは12日、チャンピオンズリーグのグループC第4節でインテルと対戦。現在バルセロナは同大会で2連敗中であり、本拠地『Spotifyカンプ・ノウ』でのインテル戦に敗れれば2年連続のグループステージ敗退が決まるという状況だ。
崖っぷちの状態にあるバルセロナは、前半開始早々から前がかりになってインテルを攻め立てる。すると、40分にはフランス代表FWウスマン・デンベレのゴールで先制に成功。しかし、後半に入るとインテルの反撃を許し、50分と63分に失点して逆転を許す。
それでも、82分にはポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキのゴールでバルセロナが2－2と同点に追いつく。89分にはインテルに3点目を奪われて万事休すかと思われたが、アディショナルタイムの92分に再びレヴァンドフスキがゴールネットを揺らし、試合は3－3で終了した。
グループステージ敗退決定は何とか避けられたバルセロナだったが、次節インテルがここまで4戦全敗のプルゼニに勝利すれば、2年連続で決勝トーナメント進出を逃すことになる。欧州サッカー連盟の公式サイトは、試合後にシャビ監督が発したコメントを紹介。シャビ監督は、大事な局面でミスが出たことを悔やんだ。
「素晴らしいサポーターたちの前で、勝てた試合を引き分けてしまった。チームのミスであると同様に、私もミスをした。今回の結果は、1人のファンとして悲しいし、怒ってもいる」
「昨年にバイエルンとアウェイで戦った時は、まったく歯が立たなかった。だが、今回は自分たちでミスを犯して負けたんだ」
「前半は素晴らしいと感じた。良い部分は今後も継続すべきだが、一方で過去の2試合でも私が満足している時に、集中力が失われてエラーが起きた。今日は、チャンピオンズリーグでやってはいけないミスを犯してしまった」
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