ファンタジスタがプロ生活に終止符を打つ。
桐光学園高時代に全国高校選手権で準優勝して鳴り物入りで横浜F・マリノスに加入。司令塔として攻守に活躍し、2000年には22歳の最年少で年間最優秀選手賞を獲得した。02年からはイタリアのレッジーナ、05年からはスコットランドのセルティックでプレー。07年にはスコットランドリーグMVPを獲得した。その後、スペインのエスパニョールを経て10年に横浜FMに復帰。13年には史上初めてとなる2度目のMVPも受賞した。
17年からはジュビロ磐田でもプレーし、19年からは横浜FCでプレーしていた。J1通算408試合73得点を記録し、直接FKではJ1歴代最多の24得点をあげている。日本代表では通算98試合24得点でアジアカップでは2連覇に貢献。2度ワールドカップに出場するなど、代表でも活躍した。
中村はクラブを通じてコメントを残している。
「今シーズンをもち現役から退く決断をしました。幼稚園のときにサッカーボールを蹴り始めてから、40年もの月日が経ちました。はじめは、楽しいという思いだけで始めたサッカー。そのサッカーが仕事となり、プロサッカー選手として26年間も過ごすことができました。長いサッカー人生の中で、幾度となく苦悩や挫折がありましたが、いつも誰かが自分のことを支えてくれ、背中を押してくれました。一緒に戦ってくれたチームメイト、指導をしてくださった監督・コーチ、ケガの治療やケアをしてくれるドクター・トレーナー、クラブに携わっていただいた方々、そして、いつも熱い応援をしてくださるファン・サポーター、すべての皆様に感謝申し上げます。本当に多くの支えがあったからこそ、これまでサッカー選手として闘い続けることができました。26年間多くのご声援、ご協力をいただき誠にありがとうございました」
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