ファジアーノ岡山 対 モンテディオ山形 の見どころ
今季“4度目”の激突となる。
3位のファジアーノ岡山と6位のモンテディオ山形が対戦。サッカーのスタイルが真逆な両チームがシティライトスタジアムでぶつかる。
今季の初対戦は4月3日の第8節であった。しかし、この試合で前代未聞の判定ミスが起こり、再試合が決定。退場者を出した相手を攻めあぐねながらも土壇場でゴールをこじ開け、“勝利”していた岡山からすれば受け入れ難い出来事であったが、それから約4か月後の8月31日に問題の判定が起こった前半11分からの再戦が行われた。
それでも、その試合を岡山が再び勝利するとその10日後に行われた後半戦の対戦でも岡山が勝利。岡山が“3連勝”を収めている。
そんな“因縁”が渦巻く今季の両チームの対戦が、J1昇格をかけたプレーオフの一発勝負で実現するのだから、何かの縁があるとしか思えない。正真正銘の決着をつける時がやってきたということだろう。ホームで戦えて、引き分け以上でも2回戦に勝ち抜ける岡山にアドバンテージがあるのは間違いないが、その優位性が不利に働く場合もあるだけに、勝つしかない山形にもチャンスは十分にあると言える。
お互いに特徴や手の内は分かり合っているが、気になる点を挙げるとすれば、終盤戦の成績。シーズン終盤まで自動昇格の可能性を残しながらも、10月の4試合を1勝3敗と大きく負け越し、第41節と第42節で2連敗を喫したままリーグ戦を終えた岡山に対して、プレーオフ進出を争うライバルチームに3-0の2連勝でリーグ戦を締めくくった山形と、勢いとチーム状態には差がある。この状況がどのような影響をもたらすかも注目だ。
就任1年目の木山隆之監督のもと、手堅いサッカーで着実に勝点を積み上げてきた岡山の勝負強さが上回り4タテするか。それとも、就任2年目のピーター・クラモフスキー監督を中心に築き上げてきたアタッキングフットボールで山形がこじ開け4度目の正直を果たすか。一瞬たりとも目の離せない90分は、6日の14時にキックオフの笛が吹かれる。
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