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「獲物を察知するFWらしいプレー」フェラーラ氏ら伊解説陣がナポリFWオシムヘンやU-21伊代表GK、36歳ジルーに賛辞…不発のレオンやミラン苦戦の背景も分析 | セリエA

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「獲物を察知するFWらしいプレー」フェラーラ氏ら伊解説陣がナポリFWオシムヘンやU-21伊代表GK、36歳ジルーに賛辞…不発のレオンやミラン苦戦の背景も分析 | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】ナポリOBのチーロ・フェラーラ氏ら『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣が、リーグ戦で10連勝を飾って首位を走るナポリや、クレモネーゼと引き分けたミランなどに見解を示した。

首位ナポリは日本時間9日、セリエA第14節においてエンポリと対戦。前半をスコアレスで折り返すと、69分にヴィクター・オシムヘンが獲得したPKをイルビング・ロサーノが沈めて先制に成功し、88分にはピオトル・ジエリンスキが追加点を挙げてセリエA10連勝を飾った。

Napoli-Empoli, Serie A TIM 2022-2023, DAZN News Italia

『ダゾーン・イタリア』の番組に出演した元イタリア代表FWのジャンパオロ・パッツィーニ氏は、決勝点につながるPKを獲得したオシムヘンに言及。「FWとして獲物が近寄ってきたのを察知したのだろう。素晴らしかった。オシムヘンはFWらしいプレーを見せた」と解説し、賛辞を贈った。

続いてナポリOBのチーロ・フェラーラ氏は、守備固めをしたエンポリのゴールをこじ開けて白星を勝ち取ったルチアーノ・スパレッティのチームを評価した。

「今日の対戦相手となったエンポリは、あらゆるスペースを消していた。ナポリは両サイドを活かした攻撃で、士気の面でも、順位表においても、極めて重要な勝利を手にしたと言える。他のチームの動向を見届ける必要はあるが、今日の勝利は極めて重たいものだ」

U-21伊代表主将カルネセッキの躍動

一方、ステファノ・ピオリ率いる王者ミランは、同じく引いて守るクレモネーゼを相手に苦戦。90分間にわたって攻めあぐね、スコアレスドローに終わった。フェラーラ氏は、ディヴォック・オリギのシュートなど5度のミランの決定機を阻止する活躍を見せたクレモネーゼのU-21イタリア代表GKマルコ・カルネセッキを絶賛した。

「あれは非常に上手かった。シュートコースを絞った上、見事に足でクリアした。1点を阻止したわけで重要なセーブだったと言える」

さらにミランOBのパッツィーニ氏も、U-21イタリア代表主将のパフォーマンスに賛辞を贈った。

「コーナーキックのシーンにおいても、偉大なセービングを見せた。また(ジュニオール)メッシアスのシュートのシーンも、最後に突然GKの視界に入るために難しいものだったが、素晴らしかった。常に準備ができていることを示し、クレモネーゼにとって決定的な役割を果たした」

Carnesecchi Cremonese-MilanGetty

ミラン苦戦の背景は?2連覇は3倍難しい

セリエA14試合を終えて首位ナポリとの差が8ポイントに開いたミラン。フェラーラ氏は、直近の試合を振り返り、「ミランはこのところ苦戦しているように見受けられる。前節も試合を決めたのは終盤だった。試合の主導権を握り、早めに決着をつけるのに苦労している」と分析した。

するとパッツィーニ氏は、その背景としてUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)の影響を挙げた。

「両チームの違いは直近の3試合にある。ナポリが9ポイントを獲得した一方、ミランは4ポイントにとどまった。おそらくUCLの影響もあったのではないだろうか。ミランは(第12節)トリノ戦の後、グループステージ突破を懸けた重要な一戦が控えていたからね」

さらに元ミランFWは、出場停止によりクレモネーゼ戦で不在となった36歳オリヴィエ・ジルーの重要性を指摘している。

「ジルーがミランの2年目でこれほどのインパクトを残しているのは予想外だ。勝者のメンタリティを持ち、他の選手たちとは別格の存在であり、チームに大きく貢献している。彼がピッチに立つと、チーム全体も異なるプレーを見せることができるように思う」

2022-1105-giroud-milan(C)Getty Images

一方、ナポリOBは、不発に終わったミランの攻撃陣アンテ・レビッチ&オリギについて問われると、「時にはミスをすることもあるだろうが、FWはパフォーマンス自体や努力ではなく、一般的にゴール数で評価されてしまうものだ」と指摘。続けて「今夜は完全に左サイドがダメだった」と語りつつ、トリノ戦以降、精彩を欠くラファエウ・レオンに言及した。

ポルトガル代表FWを巡っては、ミランとの契約問題やまもなく迫るFIFAワールドカップ(W杯)カタール2022など、クラブでのプレーに集中できない要因が指摘されている。これについて元ユヴェントス指揮官は、「あらゆる可能性が考えられる。こうした状況は、クラブや監督がコントロールしていくべきだろう」との見解を示した。

昨シーズンは、リーグ戦終盤の快進撃から11年ぶりのスクデットを手にしたミラン。だがフェラーラ氏は、2連覇が極めて困難であることを指摘しつつ、昨シーズンとは異なる現状に注目した。

「ミランはイタリア王者であるわけだが、優勝は1回でも極めて難しい。だが2連覇となると、その3倍難しくなる。さらに昨シーズン終盤のミランのパフォーマンスは技術面、戦術面、フィジカル面において圧倒的に上回っていたように思う。だが現在は、素晴らしいペースで快走するライバルがいる一方、ミランは苦戦している状況だ。こうしたライバルとのギャップもパフォーマンスに影響しているのかもしれない」

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