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11月13日から23日までスペインへ遠征するU-19日本代表の中から10名の選手がそのまま残り、カタールワールドカップのトレーニングパートナーに帯同する。その遠征にロールモデルコーチとして帯同する内田篤人氏は「トップレベルの選手たちがどうやって準備をするのか。どういう緊張感で練習をしているのか、A代表の選手から見て学んでほしい」と“教え子”たちに要求した。
そのトレーニングパートナーの中には16歳でJリーグデビューを果たしているサガン鳥栖の中野伸哉や今季プロ1年目ながらFC東京で大車輪の活躍を見せた松木玖生、17歳でセレッソ大阪とプロ契約を結んだ北野颯太などがいるが、内田氏が注目選手として挙げたのは意外な男だった。
「大穴は熊田(直紀)くん。まだ高校生だけど、やるよ。FC東京のクマちゃんね。彼はやるから、みなさん名前を覚えておいてください」
FC東京U-18に所属し、来季からトップチームに昇格することが決定している大型ストライカーを絶賛した。
「2010年の南アフリカときはトレーニングパートナーで来ていた香川(真司)がキレキレで一番上手かった。DFラインの僕らはチンコロにされた(笑)」と、内田氏が振り返るように、トレーニングパートナーは、後に日本代表を背負って立つ選手たちも経験している言わば“登竜門”。4年後、今回の10選手の中から本大会のメンバーに選ばれる選手が出てくるか、注目である。
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