サッカー日本代表は、カタール・ワールドカップ開幕前最後の強化試合でFIFAランク41位のカナダ代表と対戦する。
W杯前、最後のテストマッチとなるカナダ戦。怪我人やコンディションに問題を抱える選手が多い中、日本がどういった試合を見せるかが注目されている。
そんな中、森保監督は前日会見に登壇。この試合に挑むにあたって「大きなテーマとしてはワールドカップを総力戦で戦うためにチーム全体のコンディションを上げるところ。そして、いま状態が不確定な選手のコンデイションをしっかり見極めていきたいと思います」と語っており、カナダ戦は選手たちの現状を知る上でも価値のある試合となりそうだ。
森保監督は選手起用に関しても言及し、「冨安(健洋)、遠藤(航)、守田(英正)は明日の試合には絡みません」と明言。すでに守田、遠藤がドバイ入りせず欠場が決まっている中、冨安といまだ合流していない三笘薫は、今回の試合には出場しないことになる。
一方で、森保監督はボランチについて「田中碧と柴崎がおそらく先発すると思っています」と明かし、コンディションが心配される板倉滉と浅野拓磨に関しても「明日はスタートから出てもらおうと思っています」と主張。出場が注目されていた4人については先発入りすることになりそうだ。
「ワールドカップに向けてドイツ戦がまずは初戦となるところで、ドイツ戦に向けての準備はもちろんですけど、我々が主体的に戦うために自分たちのコンセプトを確認した上で、ドイツ戦に向かえるようにしたいと思います」と語った森保監督。カナダ戦でさまざまなことを確認した上で、W杯開幕に向かっていきたい。