ついに開幕した『FIFA ワールドカップカタール2022』。今年4月に行われたグループリーグの組み合わせ抽選会でグループEに入った日本代表は、ドイツ、コスタリカ、スペインとの対戦が待ち受けている。
スペイン、ドイツというワールドカップ優勝国が混在する死の組に入った日本は、グループステージを勝ち上がることができるか。今回は日本が対戦する各国との通算成績をおさらいする。
対ドイツ戦[1分1敗]
(C)Getty Images
日本が11月23日の大会初戦で激突するのは、4回のW杯優勝経験のある強豪・ドイツだ。日本は2004年、2006年と過去2度対戦し、通算成績は1分1敗。ただ2006年のドイツW杯直前に行われた国際親善試合では、高原直泰の2得点で先制し、勝利まであと一歩のところまで追い詰めた過去もある。
ただ当時は2点リードの状況から試合終盤にセットプレーから2失点を喫し、不屈のゲルマン魂を見せつけられた。当時の教訓を活かすのであれば、試合終盤こそ気をつけたいポイント。そして3度目の正直としてドイツから歴史的な初勝利を期待したい。
対コスタリカ戦[3勝1分]
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27日にグループリーグ第2戦目で対戦するコスタリカとは、日本が3勝1分と負けなし。さらに勝利している全試合で3得点を記録できていることもポジティブだ。直近の対戦は、2018年。森保ジャンパンの初陣となったゲームでは今回の代表メンバーに選ばれている南野拓実、伊東純也がそれぞれゴールを決め、3-0で圧勝。その再現を彼らには期待したいところだ。
当時は、絶対的守護神のケイラー・ナヴァス(パリ・サンジェルマン)やブライアン・ルイス(アラフエレンセ)など主力が欠場。グループリーグで勝利が必須と言える相手ではあるが、決して油断はできない。
対スペイン戦[1敗]
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日本時間の12月3日にグループリーグ最終節で戦うスペインとは、2001年にトルシエ・ジャパンの時に1度だけ対戦しているが、当時は試合終盤の失点で0-1で敗れている。
カテゴリーは違うが、五輪世代では、2021年・東京五輪の準決勝(0●1)、2010年・ロンドン五輪のグループリーグ初戦で対戦があり、特にロンドン五輪では、ジュビロ磐田に所属する大津祐樹の1点を守り切って1-0で日本が歴史的な勝利を飾っている。
当時、ピッチに立っていたDFジョルディ・アルバ(バルセロナ)やコケ(アトレティコ・マドリード)も今大会のメンバーに選出されており、また日本代表には、久保建英や冨安健洋ら東京五輪での悔しさを抱えている選手たちも多い。その悔しさを晴らす歴史的な勝利を今大会で期待したい。
日本は死のグループと評されるグループEを勝ち上がることができるか。カタールW杯での森保ジャパンの躍進に期待したい。
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日本代表のカタールW杯試合予定
日時 | ラウンド | 対戦カード | 放送・配信予定 |
---|---|---|---|
11月23日(木) 22:00 | GS第1節 | ドイツ vs 日本 | NHK(テレビ) ABEMA(ネット) |
11月27日(日) 19:00 | GS第2節 | 日本 vs コスタリカ | テレビ朝日(テレビ) ABEMA(ネット) |
12月2日(金) 4:00 | GS第3節 | 日本 vs スペイン | フジテレビ(テレビ) ABEMA(ネット) |
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