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FIFAワールドカップ 2022

W杯で“死の組”に挑む日本代表をイタリア人記者が分析「欧州戦艦へ対抗する準備はできている。サプライズは潜む」 | サッカー日本代表 | カタールW杯2022

DAZN NEWS
W杯で“死の組”に挑む日本代表をイタリア人記者が分析「欧州戦艦へ対抗する準備はできている。サプライズは潜む」 | サッカー日本代表 | カタールW杯2022(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】 FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022のE組において、ドイツやスペイン、コスタリカと対戦する日本代表について、『DAZN(ダゾーン)イタリア』が特集記事で注目した。
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7大会連続で4年に1度のサッカーの祭典に挑む日本代表。森保一監督率いるチームは日本時間23日22:00、E組の初戦でヨーロッパの強豪ドイツとの初戦を迎えるが、そんな中、『ダゾーン・イタリア』に寄稿するルカ・フェオレ記者がサムライブルーについて「日本の若手選手たちはヨーロッパの戦艦に対抗する準備はできている」などと語り、見解を示した。

E組では、ドイツ&スペインのヨーロッパの強豪2カ国に加えてコスタリカと同居する日本。4年前のロシア大会に続いて2大会連続でベスト16へ進出するためには、レアル・マドリードなどで数々のタイトルを手にしてきた強力なGKケイラー・ナバスを擁するコスタリカに加えて、少なくとも強豪2カ国のいずれかを退けなければならない。

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番狂わせのサプライズを起こせるか?

初出場を決めた1998年フランス大会以降、7大会連続でW杯に出場している日本。今大会も「サプライズとなることを目指す」ことになる。フェオレ記者は、日本が挑む険しいE組での戦いについて「もちろん、間違いなく最もタフな組の1つ」であると指摘。だがC組で優勝候補のアルゼンチンがサウジアラビアに1-2で敗れる波乱もあり、「サプライズは常にすぐそばに潜んでいるものだ」と番狂わせの可能性がゼロではないことを示唆した。

また、フェオレ記者は「日本のチームの主軸となる選手の大部分がヨーロッパのリーグでプレーしている」ことにも注目。登録メンバー26名のうち19名がヨーロッパのクラブに所属する「ヨーロッパスタイルの日本」であると表現し、元インテルの長友佑都や元サンプドリアの吉田麻也、元ボローニャの冨安健洋ら過去にセリエAでプレーしたメンバーがいることにも触れた。

恐れを知らない森保監督

一方で、かつてミランの背番号10番を背負った本田圭佑やレスターの奇跡のプレミアリーグ制覇に貢献した岡崎慎司、元マンチェスター・ユナイテッドの香川真司ら「ビッグネームが招集されなかった」とし、「チームの平均年齢が27歳をわずかに上回る」比較的若いチームであることを強調。「モリヤスは恐れを知らない指揮官だ。デビュー組の選手たちの意欲とフレッシュなエネルギー、新たなサイクルを信じている」と分析した。

また、“日本代表のスター選手”として、W杯アジア予選で10得点をマークしたモナコに所属する元リヴァプールの南野拓実を挙げたほか、日本の強みとして「フレッシュな力やサプライズを巻き起こそうとする意欲、安定した4バックの守備陣」を指摘している。

2022-11-21-Japan-Moriyasu(C)Getty images

コスタリカ戦での勝利は義務

そんな日本代表はカタールW杯において、どこまでたどり着けるのだろうか。フェオレ記者は「ドイツやスペインは世界最強クラスのチームであり、コスタリカに関しても、イタリアがよく知っているように、軽んじて良い相手ではない」と主張。ヨーロッパの強豪だけでなく、2014年ブラジルW杯においてイタリアをグループステージ敗退へ追い込み、ベスト8進出を果たした経験を持つカリブ海のチームも警戒すべき対象であることを指摘した。

その上で今大会の「グループステージの対戦相手は、日本のプランをかなり複雑にした」と見ている。それでも「目標は当然ベスト16進出であり、コスタリカ戦での勝利は義務」とし、「今回の“死の組”を乗り越えることができれば、新たな記録達成に意欲を見せるチームに大きな自信という火をつけることができるだろう。日本の潜在力は高い」との見解を示した。

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