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ドイツからの歴史的な初勝利をこじ開けたのは、ジャガーこと浅野拓磨だった。
ドイツ戦でベンチスタートとなった浅野は、後半12分からピッチに入ると、積極的にドイツDFラインの背後に生まれたスペースを狙い続け、試合の流れが一変。日本が後半30分、堂安律の得点で同点とした8分後には、FKのリスタートから最終ラインの背後のスペースに抜け出した浅野が見事なファーストタッチから右足一閃。このシュートがドイツの守護神・マヌエル・ノイヤーが阻んでいたニアサイドを突き刺し、日本を逆転に導いた。
試合後にフラッシュインタビューで喜びの声を語った浅野は、「チャンスがあればシュートを打つと決めていた。それが結果に繋がった」と値千金のゴールを振り返った。
4年前の2018年ロシア大会では、日本代表メンバーに選ばれず、その悔しさを晴らすために今大会に懸ける意気込みも大きかった。「4年半前にワールドカップのメンバーに入れなくて。その時から今日のことを想像してきたことが結果につながったかなと思う」。この大一番で決勝点という形で当時の無念を晴らす活躍を見せた。
日本サッカーの歴史が動いたドイツからの初勝利には、「どの相手でもピッチに立てば100%でプレーする。それだけを意識していた。みんなで勝ち取ったゴール、勝利だと思う」と喜びを語り、「今日は全員で喜んで、明日から切り替えて準備していきたい」と27日に控えるカタールW杯・第2戦目のコスタリカ戦への抱負を口にしている。