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23日に行われたドイツとの初戦に先発し、日本人として初めて4度目のW杯のピッチに立った36歳の長友。ヨーロッパの強豪にリードを奪われ、苦しい試合展開の中でベテランとしてチームを鼓舞し、後半の奇跡の大逆転に貢献した。
かつてチェゼーナやインテルに所属し、7年半にわたってセリエAでプレーした日本代表DFは、イタリア紙『Corriere dello Sport』のインタビューに応じると、下馬評を覆す2-1での大金星に歓喜した。
「信じられない結果でした。僕ら日本代表の価値を世界に示すことができたと思います。だがここが終わりではありません。すでにW杯優勝を考えているかどうか? この試合は、ファンや僕らの歩みにおいて重要な一歩になったということです。ですが、この1勝で終わりにしてはなりません。明日から再びトレーニングに取り組んでいきたいと思います」
前日には、同じくアジア勢のサウジアラビアが優勝候補のアルゼンチンに2-1で大逆転劇を演じていた中での日本のドイツ戦での勝利。「みんなが“アジアサッカー”を過小評価していたのではないか」との指摘に、長友は答えた。
「おそらくそうかもしれません。ですが僕は驚きません。例えば10年前なら、今日のような試合に勝てなかったかもしれません。アルゼンチンだって、サウジアラビアに敗れることはなかったかもしれません。しかし現在、アジアのチームは大きく成長しました。もちろん戦術面もそうだし、フィジカル面においても成長したと思います。以前なら、このレベルのインテンシティでプレーすることはできませんでした」