クロアチア代表DFヨシプ・ユラノヴィッチが、日本戦を前に所属先の同僚前田大然との再会を楽しみにしていると語った。
前大会優勝国のクロアチアは、グループFを2位で通過。グループE1位通過を果たした日本と決勝トーナメント1回戦で戦うことになっている。ユラノヴィッチはセルティックに在籍していることもあり、日本人選手との親交も深い。
今回のワールドカップではセルティックから前田大然のみの参加となったが、ユラノヴィッチはスペイン戦後、前田の『Instagram』に祝福のハートマークを書き込み、前田から「See You Soon」と返答を受けていた。
2人は良好な関係を築いており、前田がゴール後に見せるゴールセレブレーションのアンパンマンポーズを、同僚ユラノヴィッチも並んで行う間柄としても知られる。
そのユラノヴィッチは日本戦を前にしてロヴロ・マイェルとともに公式会見へと臨み、日本戦に向けて意気込みを示した。
「スペインと日本の試合は映像でしっかり見たよ。僕はセルティックでマエダと一緒にプレーしているから、この大舞台で彼と会える時を心待ちにしていた」
「マエダはチームプレーヤーであり、最初から最後までベストを尽くす。そしてスピードはとても速く、攻撃的でスペースへとどんどん飛び出して行くんだ」
「明日チームでしっかり分析を進める予定だけど、僕らは自分たちがすべきことに集中しなければならない。スペイン戦で日本はほとんどボールを保持していなかった。だけど、現代のサッカーではボールポゼッションが何の意味もないということを日本が示した」
ユラノヴィッチはワールドカップで戦っていることについて「少年のころから夢見た舞台だった。叶うとは思っていなかったのが正直なところだよ。この機会を得られ、神に感謝したい。状態は良いし、監督が求めていることを何でもこなすよ。シンプルに、僕らの夢を実現させたい」と、さらなる上位進出に向けて意欲を示している。
ユラノヴィッチはクロアチアの右サイドバックであり、日本代表FWの前田大然とは直接マッチアップする場面も予想される。果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか。日本vsクロアチアの一戦は日本時間5日24時キックオフとなる。