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現地時間の先月20日に開幕を迎えたFIFAワールドカップ(W杯)カタール2022。開幕前は、異例の秋冬開催による選手への悪影響や開催国における人権問題などが問題視され、物議を醸す大会となった。
だが元イタリア代表のレジェンドであり、2006年ドイツ大会の覇者であるフランチェスコ・トッティ氏は、トルコのイスタンブールで『BeinSport』の取材に応じると、持論を展開。いざ大会が始まってみると、“死の組”E組でW杯優勝国のドイツ&スペインから金星を挙げて首位突破の偉業を見せた日本代表など、アジアやアフリカ勢が存在感を示した大会を歓迎した。
「いつものように開幕前には議論が起きたが、私自身、今年のW杯のグループステージを楽しめたことを否定できない。これから何が起こるのか興味深いよ。もちろん、イタリアがいないのは残念だが、サッカーの技術レベルとしては良いものを見られたように思う」
「アジアやアフリカのチームのベスト16進出が示すように、サッカーは近年、よりグローバルなものになった。FIFAや(ジャンニ)インファンティーノ会長の功績と言えるだろう」
「今大会はスポーツを祝福するW杯になったと言えるだろう。モロッコや日本、それからアルゼンチンを倒したサウジアラビアのようなチームが、他の代表チームと対等なレベルでプレーすることは、ほんの数年前まで不可能に見えていた。だがそれは、もはや真新しいことではなくなった。今回のW杯は、すべてのチームが良いパフォーマンスを見せ、我々を驚かせる可能性がある。試合結果は予想しない方が良いかもしれない」
(C)Getty images