エラーコード %{errorCode}

FIFAワールドカップ 2022

南野拓実、PK対策について「リヴァプールでは脳波を測りながら…」 試合後には森保監督から「『最初に蹴ってくれてありがとう』と」 | サッカー日本代表

DAZN NEWS
南野拓実、PK対策について「リヴァプールでは脳波を測りながら…」 試合後には森保監督から「『最初に蹴ってくれてありがとう』と」 | サッカー日本代表DAZN
【サッカー日本代表ニュース】6日に行われたFIFAワールドカップ(W杯)カタール2022のラウンド16・クロアチア代表戦後、日本代表FW南野拓実が同大会を総括した。
▶▶▶DAZNの詳細をチェックする◀◀◀

6日、FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022のラウンド16・日本代表vsクロアチア代表戦が行われ、日本代表がクロアチア代表にPK戦(1-3)で敗れた。

日本代表とクロアチア代表がベスト8進出を懸けて戦った試合は、120分間の激闘を終えても決着がつかず、PK戦に突入。先攻となった日本代表は、1人目のキッカーを務めたFW南野拓実のキックがクロアチア代表GKドミニク・リヴァコヴィッチのセーブに阻まれる。その後も、2人目のMF三笘薫、4人目のDF吉田麻也のキックが失敗となり、日本代表は合計スコア1-3でPK戦を落として涙を呑んだ。

無念の敗戦から一夜明け、南野は「昨日は、間違いなく今まで生きてきた中で一番最悪の日でした」とコメント。「チーム全員でいろいろなプレッシャーを跳ね返してグループステージを突破できて、だからこそ、ラウンド16の壁を破れると強く信じていました。それができなくて非常に悔しいです」と胸の内を明かした。また、試合後のロッカールームでは「落ち込んでいた自分に、(川島)永嗣さんや(長友)佑都君が声を掛けてくれた」とのことで、「だからこそ、やっぱり(PKを)決めたかったですし、そういう良い先輩たちがいる最高のチームだったからこそ不甲斐ない気持ちでしたね」と続けた。

PK戦の前、南野は自らトップバッターを志願していた。

「PKには自信がありました。何と言ったかは覚えていないですけど、決める状況になった時に『1番か5番を蹴りたい』と。それで、5秒くらい誰も手を挙げなかったんですよ。『じゃあ俺が行く』って感じで。でも結局、それでチームに迷惑をかけてしまいました。PK戦には流れがあって、それ(1番手の失敗)で相手のGKを乗せてしまったし、悔しいですね」

PK対策については、クロアチア代表戦後に様々な意見が飛び交った。南野は「リヴァプールでは、頭に装置をつけて脳波を測りながらルーティンをやったり、いろいろと最新の科学を取り入れている」と明かす。

「そういった取り組みは、選手が自分のパターンを見つけるうえで良い機会になると思う。そこまで細かいところにお金を使うのはどうなの?と思われるかもしれないですけど、そういう部分が勝負を分けるんだなとは思いましたね」

一方で、「PK戦になるまでに勝負を決められていたら」という後悔の念も語った南野。4年後のW杯に向けて、決意を新たにした。

「もちろん次のW杯でリベンジしたいという気持ちはあります。でも、そのためにはまずこの悔しさをバネにチームとして実力をつけて、選手としても更にレベルアップしていかないとな、と」

4年後に向けて、各選手がすべきこと――。MF鎌田大地は、ビッグクラブで活躍する選手が多く出てくることの重要性を語っている。南野も、選手がビッグクラブでプレーすることの意義を強調した。

「(現在所属する)モナコは良いチームですけど、チャンピオンズリーグで決勝トーナメントに残るレベルのチームでプレーすることは世界で勝つために絶対重要。だから、自分もそういうところにまたチャレンジできるように頑張っていきたいと思います」

2019年12月、南野はリヴァプールに翌年1月1日より加入する事で合意。クラブ史上初のアジア人選手となった。だが、世界有数のビッグクラブでプレーする機会を掴み取った南野を待っていたのは、思うように出場機会を手にすることができない日々だった。苦しい状況の中、南野は日本代表を率いる森保一監督と交わしたある会話の内容を明かした。

「僕がリヴァプールで試合に出ていない時、代表に呼んでもらえる時期もあって。森保さんと喋った時に仰ってくれたんですけど、森保さんの考えとして、ビッグクラブに挑戦した結果試合に出られず、それが理由で代表に呼ばれなくなると、ビッグクラブへの挑戦をためらう選手が出てくるから、と。それを聞いた時に、森保さんにはすごく感謝したし、だからこそ恩返しではないけど、ラウンド16の壁を一緒に超えたかったですね」

クロアチア代表戦後、南野は森保監督と「まだちゃんとゆっくり話はできてない」という。

「(試合後)バスに乗る前『PKを最初に蹴ってくれてありがとう』とは言われましたね。『この大会では大変な役回りになったけど、嫌な顔一つせずチームを支えてくれてありがとう』とも。半泣きで『PK外してすみませんでした』としか言えなかったですね」

W杯関連情報

カタールW杯出場国情報・メンバーリスト

A組
B組
C組
D組
E組
F組
G組
H組