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日本のリーダー・吉田麻也が思い描く壮大なプロジェクトを明かす。「いま、Jリーグと協会に提案しているのは…」 | 日本代表

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日本のリーダー・吉田麻也が思い描く壮大なプロジェクトを明かす。「いま、Jリーグと協会に提案しているのは…」 | 日本代表DAZN
【サッカー日本代表・ニュース】日本代表は6日、クロアチア戦の敗戦から一夜明け、取材に応じた吉田麻也が、ベスト16敗退に終わった今大会を振り返り、今後の日本サッカー発展への思いを明かした。
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カタールW杯への4年間は、ピッチ内外で日本サッカー発展のために全てを捧げてきた。

森保一監督率いる日本代表ではキャプテンとして常に信頼を置かれ続け、旗頭としてチームを引っ張ってきた。そして今大会ではドイツ、スペインというW杯優勝国の強豪を倒し、厳しいグループEを首位突破。惜しくも決勝トーナメント1回戦のラウンド16・クロアチア戦では、PK戦の末に敗れたが、日本サッカーの未来に繋がる大会となった。

「この財産は生かしていかないといけないと思います。この経験値は今大会だけではなく、次も生かしていく。今回はほとんどの選手は初出場で、年齢的にも多くの選手に次のチャンスがある。もちろんここから4年間の競争はもっともっと激しくなってくると思いますけど、この経験を次の大会に生かしてほしいですし、さらにその先の指導者としても還元していってほしい」。

そう日本サッカー発展への思いを寄せる吉田は、今年6月には海外クラブ所属選手として初めて日本プロサッカー選手会の会長に就任し、ピッチ外でも日本サッカー発展に尽力してきた。その上で自身が思い描く壮大なプロジェクトを明かした。

「W杯を見た子どもたちがもっとサッカーを好きになって、サッカーをやってくれるようになってほしい。いま、Jリーグと協会に提案しているのは、Jリーグのユースアカデミーのカリキュラムにコーチングライセンスの授業を入れてもらって、高校3年間でCなのかBなのかのライセンスをしっかり取る。その選手たちがJリーグに入っていく、もしくは大学や社会人になっていく過程で、一定のレベルの指導ができる指導者が、次の世代を教えていく。

同時に、しっかり結果を出した選手たちがコーチングライセンスを取得することを簡素化できるようにして、例えば(中村)憲剛さんやうっちー(内田篤人)、岩政(大樹)さんらが早くライセンスを取って現場に出て、感度の高い指導者を育てていくことで次の世代が良い指導を受けて、いい選手が育っていく。

そのために、W杯で結果を出して、若い子どもたちがサッカーをやるようになる、僕がその畑を整える、その子達がライセンスを持つ、プロになってもならなくてもサッカーの裾野が広がる、さらなる良い指導者と良い選手が育ってくる、そのときに僕が監督になって質も高い選手たちを引っ張れる、これが僕のプロジェクトです(笑)」

日本代表のいち選手としては、「まだ何も考えていない。これから田嶋会長と話します。次の監督次第」という言葉に留めたが、今後も日本サッカーのリーダーとしてピッチ内外での活躍を期待したい。

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