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FIFAワールドカップ 2022

「どの国がW杯の勝者か知っている」伊紙が日本の選手やファンの清掃、監督のお辞儀を絶賛 | カタールW杯2022

DAZN NEWS
「どの国がW杯の勝者か知っている」伊紙が日本の選手やファンの清掃、監督のお辞儀を絶賛 | カタールW杯2022(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】日本代表は、 FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022のベスト16で惜しくもPK戦の末、クロアチアに敗れたが、イタリア紙は日本が今大会の勝者であると賛辞を贈った。
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日本代表は、FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022の“死の組”において、強豪ドイツやスペインを相次いで撃破。グループを1位突破する歴史的偉業を成し遂げて世界を驚かせた。一方、ピッチ外においても、試合後にゴミ拾いをする日本人サポーターたちが称賛を浴びたほか、森保一監督もクロアチア戦の敗戦後に深々とお辞儀をし、各国から賛辞を受けた。

そんな日本について、イタリア紙『Corriere della Sera』が7日、「3-0」との見出しでマッシモ・グラメッリーニ記者のコラムを掲載して絶賛した。

イタリア人記者は「どの国がW杯を制覇するのか(私は表彰台にフランス、ブラジルとモロッコを予想する)を見守る中、我々はすでに、どの国が勝者であるかを知っている」と主張。「サポーターがスタジアムを清掃し、選手たちがロッカールームを片付ける国」を挙げ、カタールW杯における日本人の振る舞いに注目した。

続いて「その国では、PK戦で敗退して焼けつくような失望を前にしても、指揮官は怒りを爆発させることなく、傷ついたエゴの中で閉じこもることもなく、苦しむ他者を気に掛ける」と綴り、日本代表指揮官を称賛。「まずは選手を一人ひとり慰め、チーム全体に声を掛け、最後にゴール裏のサポーターの元へ足を運んだ。彼のお辞儀は、今回のW杯における象徴的なシーンとして残ることになる」と指摘した。

さらに日本において「リスペクト」を意味するお辞儀であることを紹介しつつ、権利を巡って物議を醸したW杯において「あのサポーターたち、あの選手たち、あの指揮官は、権利について語り続ける一部の自信過剰の者たちに、本当の意味での“リスペクト”を示した」と述べた。

最後にグラメッリーニ記者は、「あのような日本のファンや選手たち、監督のおかげで、日本は礼儀において3-0で勝利を収め、W杯を去った」と締めくくり、日本の勝利を宣言した。

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