史上初のベスト8に向けて邁進してきた、日本代表の戦いが終わった。6日に行われたFIFAワールドカップ(W杯)カタール2022のラウンド16・クロアチア代表戦は、120分間を戦っても決着がつかない激闘となり、勝負の行方はPK戦に委ねられた。日本代表はこのPK戦を合計スコア1-3で落とし、ラウンド16でW杯に別れを告げることになった。
DAZNのレギュラー番組『Atsuto Uchida's FOOTBALL TIME #111』でMCを務める内田篤人氏は、W杯取材のため現地におり不在。2010年南アフリカW杯で決勝トーナメントを経験した松井大輔氏が“代役”MCに抜擢された。内田氏はリモートで同番組に登場している。
無念の敗戦となったクロアチア代表戦の直後とあって、収録スタジオの空気も沈みがち(?)。思わず内田氏が「やる気あるんですか? 大丈夫ですか?」と問いかけるほどだった。松井氏は「2010年の時と同じくPK戦になりましたね。クロアチアに勝ってほしいという期待が大きかっただけに、この(沈み込んだ)雰囲気がよく分かりますね」と語った。
クロアチアとの一戦で、日本代表はグループステージの戦いとは異なり、前半のうちに先制点を手にした。内田氏は、日本代表の試合の入り方を評価する一方で「『追いかけている方が良いな』という感じになってしまいました」と試合を振り返る。
また、松井氏は「クロアチアが日本をよく研究していた」とコメント。「日本が嫌がるところを全部突いてきた。ボール保持の放棄、ロングボードを蹴る、ロングスロー、ルーズボールをしっかり拾ってからのクロス――。クロアチアがしっかり分析をした結果が出た」とクロアチア代表のスカウティングが大きな効果を発揮していたことを認めた。
その後、内田氏の声が収録スタジオに届かなくなるアクシデントが発生し、野村明弘アナウンサーと松井氏で番組を続行することに。2人が語った、日本代表の“未来”とは――?