カタールW杯での戦いを終えた日本代表のFW町野修斗らがゲストとして登場し、今大会を振り返り、活動中の裏話や4年後への思いを語った。
初出場となった今大会にはDF中山雄太が怪我による負傷離脱によって、追加招集という形でW杯メンバーに滑り込んだ町野。だが、日本の全4試合の中でチャンスは巡ってこなかった。
「日本が勝っても出られていなかったし、勝ったからといって次に出られるチャンスが増えるわけでもない。難しい気持ちだった」と思いを明かし、「出て活躍したい思いがすごくあったので悔しさがあった」と今大会を通じて募らせた思いを口にしている。
それでもグループリーグでは初戦でドイツ、第3戦目でスペインとW杯優勝国を立て続けに撃破。その裏にあったこんなエピソードを明かした。
「ドイツ戦、スペイン戦の前日に選手ミーティングを行なった」と明かした町野が、「スペイン戦の前日に川島永嗣選手が男泣きをして、それでチームがまとまった」とスペイン撃破の裏にあった出来事を明かすと、MCの矢部浩之氏が「喋りながら？」という質問に、「そうですね、感極まって」と明かしている。
また同じくゲストとして登場した清水エスパルスに所属する鈴木唯人から『スペイン戦とドイツ戦で逆転できた要因』を問われると、町野は「選手ミーティングでやることがはっきりとしていた。前半は我慢というところを統一して、後半勝負というのもあったし、その一体感がドイツ、スペインよりもあった。ベンチも含め、一緒に戦う部分は全然違ったところが大きかった」とその要因を語っている。
初めてのワールドカップという舞台で悔しさを募らせた町野は、来シーズン、そして4年後に待ち受ける次のW杯に向けて「今回は予選から活動に参加できず、本戦からの参加だったので、4年後は予選から一緒に戦っていくためにJリーグでの結果が大切になる。湘南のためにゴールを取りたい」と今後へのアピールに決意を示している。
またその他にも、オフ・ザ・ピッチでの日本代表選手たちの過ごし方やW杯で衝撃を受けたある選手についても語られている。