日本代表GK川島永嗣は15日、自身のInstagramを更新。「ここが一区切り」と、代表引退を示唆するメッセージを綴った。
現在39歳の川島は、2006年2月に日本代表の候補合宿に初招集。AFCアジアカップ2007(タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシアの4カ国共同開催)でメンバーに選ばれると、2008年2月17日の東アジアサッカー選手権2008・北朝鮮代表戦で代表デビューを果たした。その後、FIFAワールドカップ(W杯)を4回経験するなど、長く日本代表を最後方から支えてきた(2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会、2022年カタール大会)。
川島は、自身のInstagramで約15年にわたる日本代表生活を振り返った。
「日の丸を背負うことは何より誇らしく、そして何より尊い」
「思い返せば2007年。初めて日本代表に呼ばれた時の事は今でも鮮明に覚えている。サッカー少年だった頃からの夢が現実になった瞬間の興奮、喜び、そして何より感じた身体中を包みぐっと突き刺さる責任感」
「あの日から15年。W杯という夢の舞台で計り知れない喜びを仲間と輪を作り喜び、そして生まれ育った日本という国を思う人達と共にその喜びを分かち合いました。そして幾度となく、破れぬ壁を前に底知れぬ敗北感も味わってきました」
「でも、どんな時でも自分のプレーを支えてくれていたのは、自分の背中には日本を思う沢山の人達の想いがある。そんな思いがいつもあったからです」
「この15年。人生すべてをかけてこの日本代表という場所で戦い続けてこられたことに大きな誇りを感じます」
「日本代表はいつまでも憧れ、そして夢の場所」
「でもここが一区切り。ここからはまた自分の挑戦に集中していきたいと思います」
「そして、夢の日本代表という場所でまたどんどん素晴らしいGKが育ち、活躍していってほしい」
「この15年間。日本代表と共に素晴らしい夢を見させてくれた、これまでのチームメイト達。関わってきたすべての監督、コーチ、スタッフ。日本代表を陰から支え日本サッカーの発展に貢献し続けてくれた日本サッカー協会の方々。そして、日本の力を信じて応援し続けてくれたサポーターの方々。皆さんと経験したすべての日々が僕にとっての永遠の宝物です」
「心から皆さんに感謝したいと思います。本当にありがとうございました!!」
「自分の追いかける夢が、また日本サッカーの為に少しでも繋がっていくよう日々精進していきます」
この投稿には、日本代表で共に重責を担ってきた選手たちからコメントが寄せられている。FW伊東純也やDF酒井高徳は絵文字のメッセージで川島を労い、DF酒井宏樹は「いつも最高に尊敬してます」と言葉を寄せている。また、反応したのは選手だけに留まらず、サッカー好きとして知られるタレント・モデルのハリー杉山氏は「永嗣さん、日本のゴールマウスを長年燃えながら守ってくださってありがとうございます。今後もずっと応援させていただきます!!」と投稿している。
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