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35歳のリオネル・メッシを擁するアルゼンチンの36年ぶり通算3回目の優勝で幕を閉じたFIFAワールドカップ(W杯)カタール2022。まだ白熱した大会の余韻が漂う中、イタリア紙『Il Giornale』は、「W杯カタール2022の成功組と失敗組」の見出しで特集を組み、大会を振り返った。
成功組には、アフリカ勢初となるベスト4入りを果たしたモロッコや2大会連続で準決勝に進出した3位のクロアチアとともに、グループステージで世界を驚かせた日本を選出。「スペインやドイツと同じ組とあり、客観的に見てチャンスはわずかだったが、サムライブルーは偉業達成まであと一歩のところまでたどり着いた」と分析した。
「日出ずる国の選手たちは、まさに最も与しやすいと見られていたコスタリカに敗れたが、ドイツとスペインの両方を倒すことに成功したのであれば悪くない」と指摘。「一致団結し、大胆で果敢」なチームであった一方、「過小評価する者を油断させる」側面もあったことを振り返った。
”死の組”で日本代表が巻き起こしたサプライズは、まるで「『キャプテン翼』のような偉業」であり、「数日間、本当にアニメの世界で過ごしていたかのように見えた」と表現。ベスト16においてPK戦で敗れた相手が準決勝に進出したクロアチアであることから「任務達成寸前だったことが確認できた」との見解も示している。
なお、W杯カタール2022の失敗組には、クロアチアやモロッコと同居するF組で3位敗退となったベルギー、そしてE組で日本に敗れ、2大会連続でグループステージにおいて姿を消したドイツを選出した。