イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は20日、ユヴェントスがアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアとの契約延長を希望していることを報じた。
現在34歳のディ・マリアは、およそ1カ月にわたって熱戦が繰り広げられたFIFAワールドカップ(W杯)カタール2022にアルゼンチン代表の一員として参加した。19日に行われた決勝・フランス代表戦では、切れ味鋭いドリブルで先制点に繋がるPKを誘発すると、自ら追加点もマーク。PK戦(4-2)の末に36年ぶり3度目となるW杯制覇を達成したチームに大きく貢献した。
決勝で眩い輝きを放ったディ・マリアだが、今年7月に完全移籍加入したユヴェントスでは、怪我と出場停止のため思うような活躍ができていない。セリエAでは7試合に出場して、1ゴール1アシスト。W杯の頂上決戦で印象的な活躍を披露したベテランFWとしては、いささか物足りない数字となっている。
だが、『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、ユヴェントスはディ・マリアとの契約延長を希望している模様。ディ・マリアとの契約が2023年6月末で切れるため、ユヴェントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるフェデリコ・ケルビーニ氏は、W杯終了後にディ・マリアの代理人と会談の場を設け、クラブとして契約延長を望んでいる旨を伝えたという。
ユヴェントス側は、今夏の移籍交渉時に2024年6月末までの2年契約を提示。だが、来シーズンから母国クラブでプレーすることを望んでいるとも報じられているディ・マリア側から断られ、1年契約を結ぶはこびとなった。『ガゼッタ・デロ・スポルト』は「ユヴェントスがディ・マリアに対して『セリエAに留まること』『いまだ高いレベルの試合で決定的な存在になれること』を伝え、契約延長を説得するだろう」と伝えている。
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