中村が24歳の時の2002年、イタリアのレッジーナへの移籍でスタートさせた初めて海外挑戦。2005年には、スコットランドの名門・セルティックへ移籍し、リーグ戦では3連覇を成し遂げ、リーグMVP、年間最優秀ゴールなど華々しい個人タイトルも獲得した。
この時期を中村は、「成功体験というのはこうなんだなと。監督もそう、家族もそう、全部が上手くいっていた」と振り返り、「子供が行っていた幼稚園の先生もすごく優しい人ばかりで、逆に日本語を覚えてくれた」と公私共に充実した時を過ごしていたようだ。
その中でも2006/07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで、世界的なビッククラブでもあるマンチェスター・ユナイテッドから決めた2本のFKは伝説として語り継がれている。矢部氏が「僕は一発目の方が好き」と2006年9月13日に敵地のオールドトラッフォードで沈めたFKを挙げ、その理由に「もうちょっと本来は間を取るけど、これって結構早めにシュートを打っている」と自身の分析を明かす。
すると中村は「流石ですね」とコメントし、当時の意図をこう明かしている。
「相手は俺のことを絶対に知らないと思ったので、「せーの」で蹴ったら絶対に読まれる。だから助走を短くわざと早く蹴ったので、(壁に入っていた)ザハ選手も飛ばなかったのかなとか、(GKの)ファン・デル・サールも見えてなかったと思う」。
続けて中村が「見抜いた矢部さん、すごくないですか」と感心すると、番組でのFK対決で数々の名勝負を繰り広げてきた戦友として「ライバルやから!(笑)」と笑いを誘っている。
その他にも壁に直面したエスパニョール時代や自身2度目のW杯となった南アフリカ大会などについても語られている。
関連記事
● ジュビロ磐田、元日本代表の川口能活GKコーチ就任を発表。「強いジュビロを取り戻すために全力を尽くす」 | Jリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?